ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『善いミリー、悪いアニー』

2018-04-09 10:47:29 | 本の紹介
byアリ・ランド。国広喜美代訳。ハヤカワ文庫。



アニーは母、ルースと二人暮らし。兄は幼い頃から母に虐待されていて、福祉施設に入っていた。
母は兄の代わりに小さな子どもを誘拐してきて自宅に監禁し、虐待した上で殺すことを繰り返していた。
9人目の男の子が死んだとき、アニーは遂に警察に通報し、母はようやく逮捕された。アニーは名をミリーと改名し、
臨床心理士のマークの家庭に引き取られた。しかしそれは母の裁判が終わるまでで、アニー改めミリーは
母の裁判で証人として出廷することになっている。マークの家にはミリーと同じ年のフィービという女の子がいた。
フィービやミリーが新しく通うようになった高校のクラスメイトたちはミリーが殺人鬼の娘だということは伏せられている。
フィービと同じクラスになったミリーはフィービとその取り巻きたちにことごとく虐められる。しかしミリーは
フィービの両親と普通の家庭に憧れ、フィービに虐められていることは隠している。やがて母の裁判が終わり
母の判決が下ったとき、ミリーは別の家庭に里子として、迎えられることが決まったが・・・
最後には衝撃的な結末が待っていた・・・

さて昨日のベル。





ストレス解消、穴掘りワンワン・・・

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