摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

オモシロすぎ!河野智聖さんの子育て講座

2009-12-12 22:34:28 | 行ってきました
私は多分、中学生くらいの時から武道に興味を持っていましたが、
大学生になってからようやく中国武術を習う機会を得ました。
その後、太極拳や気功を学んだり、
合気道の市民講座に参加したりしましたが、
結婚・出産をした後はぷっつり途絶えていました。

でも、金沢にいた時野口整体のワークショップを受け、
やはり武道的な体の動かし方はとても興味深く、
ちゃんと継続的に習う機会があればいいなと思ってました。
今年7月に赤ちゃんを出産した後は、
また野口整体のことを耳にする機会も多くなり、
ますますその思いが強くなっていたところ、
ネット検索して河野智聖さんのホームページを見つけたのです。

それで、昨日初めて河野先生の子育て講座に参加してきました。
2時間近くお話を聞いたり、体操をしたりしましたが、
とにかく興味深くて、おもしろい!
「人間の体って本当におもしろい!」って心から思いました。

今回は年末ということもあって、
冷えとか食べ過ぎということなどに対する対策が話題になりました。
人は冷えても、食べ過ぎても背中が丸まって
猫背になるのだそうです。
また、怒っても体が冷えるそうで、
怒ってしまう時は足湯をするといいそうです。

また、食べ過ぎた時には合谷(ごうこく)という
人差し指と親指の付け根の間にあるツボを押すといいそうですが、
どんなものを取り過ぎたかによって、
左右の合谷に違う反応が出るそうです。
右にはコーヒーやチョコレート、お酒などの嗜好品のようなもの、
左には甘いものやごはんなどを食べ過ぎた時、
合谷の厚さが厚く、固くなるそうです。
今日の私の合谷は、右が固かったのですが、
普段飲まないコーヒーを飲んだことが
みごとに反映されていたようでした。

それから、人間ももともとは
四つんばいで暮らしていた過去を持っているので、
四足のかっこうをすると腰のS字カーブがきれいに出て、
腰痛が軽くなるのだそうです。
実際に私たちはそれを試してみましたが、
確かに四つんばいをした後は
腰が軽くなり、カーブがよりくっきりと出ます。
しかもおもしろいことに、もう1人の人が
四つんばいになっている人の後頭部と肩甲骨の間に
それぞれ手を当てると、
がぜん四つんばいがしやすくなるのです。
私などはまるで、
自分が猫科の動物になったように感じました。

そんな感じで、2時間近くの講座はあっという間に終わってしまい、
今からもう次回が楽しみです。


帰りは、講座に一緒に参加していた方と
地下鉄の駅への道を歩きました。
野口整体をやってると、
自然に体が動いて自分自身を整える(?)「活元運動」
というものが起きることがあるという話を
その方がされていました。
それで、2年前に松任で初めて
野口整体のワークショップを受けた日の夜、
急に腕が動き出してしまったことを思い出しました。
あれは、正常な体の反応だったんだと
2年目にしてようやくわかりました。


しかし、人の体って奥深い。
体自体もおもしろいけど、
体と心の関係はもっと興味深い。
なんだか整体にはまりそうな予感がします。