リマに到着して二日目の(一九七四年)三月二十四日、市内の日秘会館でNSP発足十周年記念撮影会が行われた。会長は用意してあったパラソルを拒否し、随行のメンバーの顔が一皮剥けるほどの炎天下の中で、七回に及ぶ撮影会に臨んだ。人びとを激励し、抱きかかえ、撮影の合間には清涼飲料水のインカ・コーラを運ぶ”コーラボーイ”となって、皆を恐縮させた。人びとにとっては、一生に一度の撮影会になるかも知れない。そう思ってか、会長はずっと上着を付け通したまま。仕舞いにはYシャツまで汗だくになり、見かねた人が後ろからハンカチでそっと首筋の汗を拭う光景まで見られたほどだ。
その後の激しい高熱と腹痛。一時は、周囲では入院すら取り沙汰しはじめていた。しかし、会長は、
「戦いを始めようとしているのに、何が医者だ。世界平和のために途中で死ねるなら本望じゃないか」
と、最初から取りつくしまがない。
会長は周囲に、こうももらしていた。
「一人の成長のために全力を注ぐ。その一人の抜本的な精神変革のために総力をあげる。そんな日々の連続には当然、疲れも出るよ。疲れの残らない指導などというものは指導ではない。遊びだ」
《吉村元佑著 人間の中へ vol.3 池田大作と南米の友 P.227~228》
…………………………
ペルーに訪問された際のエピソードの一端。
「疲れの残らない指導などというものは指導ではない。遊びだ」という言葉が痛烈に響く。
精進あるのみ。
その後の激しい高熱と腹痛。一時は、周囲では入院すら取り沙汰しはじめていた。しかし、会長は、
「戦いを始めようとしているのに、何が医者だ。世界平和のために途中で死ねるなら本望じゃないか」
と、最初から取りつくしまがない。
会長は周囲に、こうももらしていた。
「一人の成長のために全力を注ぐ。その一人の抜本的な精神変革のために総力をあげる。そんな日々の連続には当然、疲れも出るよ。疲れの残らない指導などというものは指導ではない。遊びだ」
《吉村元佑著 人間の中へ vol.3 池田大作と南米の友 P.227~228》
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ペルーに訪問された際のエピソードの一端。
「疲れの残らない指導などというものは指導ではない。遊びだ」という言葉が痛烈に響く。
精進あるのみ。
しかもリンクまでしていただいて…汗顔の至りです。
更新頻度の低いブログですが、頑張って参ります!
勝手ながらブログにリンクさせて頂いております。「疲れの残らない…」
心に残りました。ありがとうございます。
これからもブログの更新応援しております!