子供の頃は、しょっちゅう鼻血を出していました。
血の気が多かったのか、血管が弱かったのか、
ギュッと強く鼻をつまんだだけで出てしまうこともあって、
よく服を汚していました。
中学生になって、鼻血が出る回数は減りましたが、
一度、テスト中にぽたぽたと出てきてしまい、
テスト用紙が血まみれに((+_+))
「テスト中に何を想像してたんだよ\(-o-)」
と、からかわれる始末。
高校生になると、また出血の頻度が高くなり、
ティッシュを使いまくるのをやめました。
下を向いて、容器を受けておけばそのうち止まるので
雑誌を読みながらやり過ごしていました。
首の血管を圧迫すると、血がぽたぽた落ちる速度が速くなるので、
おもしろがって一人でやったりして、かなり不気味な奴でした。
会社に勤めるようになって、再び落ち着きましたが、
ある真夏の暑い日、仕事で外注回りをしていて
車を運転中にタラリと、鼻の中を伝うものを感じたので、
とっさに左手で鼻をつまみました。
車は会社の車で、軽ワゴンのMT車。
「しまった(T_T)左手をふさいでしまった」
鼻血が止まるのを待つ時間もないし、
今更この左手は離せないし、恥ずかしながら
ティッシュを持っていなかった。
道路は交通量のそれほど多くない田舎道。
採石場が近いので、大型車が多いですが、
どうにか右手だけで運転して会社に戻りました。
会社の敷地内に入ると、課長がひょこひょこ歩いていたので、
「課長―、ティッシュ持ってきてください」
と、鼻をつまんだまま車の中から叫ぶと、
「どうした!ぎゃはははは 鼻血かぁ。若いなー」
と笑われました。
あれから、鼻血は出なくなりました。
もう、若くはないのね(;一_一)