先日、「得ダネ」でお召し列車の話題が放送されていました。
滅多に運行されない、お召し列車。
私にとっては、元JR職員の父から時々
「もうすぐお召し列車が運行されるから、しばらく仕事が大変になるよ」
という話を耳にしていたので、あまり珍しい印象はありませんでした。
お召し列車が走るとなると、ダイヤの変更があり、ほかの車両は、
追い抜かしたり、立体交差で上を走ったりしてはいけません。
番組では未確認情報としていましたが、これは本当です。
もう少し付け加えると、お召し列車が故障してしまった場合に備えて
代車も用意してあり、お召し列車と共に、
運行のその日まで、天井から床まで、毎日磨きあげられます。
「運転手さんは、プレッシャーで大変だね」
と言うと、当然ベテランから選抜され、何度も何度もコースを走り
停車位置が1ミリもずれないように練習を重ねるのです。
当日は目的駅までの踏切という踏切に警察が配備され
厳重警備にあたるのですが
列車の車窓から見える道路などは
見栄え良く綺麗に整備されることが多いそうですよ。
このように、一度走らせるだけでも大変な準備と動員があるため
お召し列車はあまり走らせないようですね。
そして、この大仕事を成し遂げたあとには、
こんなものが職員に配られていました
毎回ティッシュに数本包んで持って帰ってきていたのを覚えていますが、今のご時世、
さすがにタバコは配らないと思うので、もしかしたらコレは
旧国鉄時代のものかも知れません。
父もそのあたりの記憶があいまいで、
「いつまでもらってたかなぁこのタバコがここにあること自体すっかり忘れてた。
味はおいしくなかったけどね」
ヘビースモーカーの父が禁煙して20年以上経つと思います。
だから、やっぱりJRになってからはもらってこなかったかも(-。-)y-゜゜゜
ほかにも、こんなもの見つけました
労働災害防止キャラクター「確認する蔵」
マスコット付カラビナキーストラップ
って書いてあります。