初来店から数えて2回目の来店
2023年秋
この年はいつまでも夏日が続く長いい残暑に
「いつ秋が来るのだろう」と話していた矢先
ようやくやってきた肌寒い休日でした
なんと店頭にはおでんの鍋が(*'▽')
しかも みそおでん
この日はおでんを食べました
大きな大根、厚揚げ、はんぺん
前回、常連のおじさんが食べてたのが
おいしそうだったので
「もちほたら」というのを作ってもらいました
切り餅を4等分して焼きます
醤油で味付け
駄菓子のタラ串
一旦串から外して
タラで餅を包み
串を打ち直します
できました
モチモチと食べ応えがあって おいしい(*'ω'*)
このメニュー、実は中学生の家出少年が教えてくれたそうです
分け隔てなく子供たちと接するお母さんのところには
昔から行き場を無くしたヤンキー達も集まってきていたそうです
その中に正月早々「オレ、今家出中で餅を食べてないから食わしてほしい」
とやってきた少年が このメニューを教えてくれたそうです
それから約40年。お店の不動の人気となった 餅ほたら
50代ぐらいになった当時の家出少年とは今でも交流があるそうです
そんな話をしながら鉄板の前に座っていると
この日は入れ替わり立ち代わり
子供たちが駄菓子を買いにお店にやってきました
お友達と連れ立ってくる子や、お母さんと来る幼い子供たち
兄弟でやってきたお客さんもいました
あぁ(*´ω`*)本来の駄菓子屋さんの風景がここにある
そこに2歳ぐらいの小さな子供を連れたお父さんがやってきました
「今ギャン泣きしたからお菓子買ってなだめようと思って連れてきた」
そうですが、なんと財布に現金が入ってない事に気づいたお父さん
「すんません。ちょっとお金おろしてくるんで玉せん焼いといてください」
と言ってお子さんを連れて出ていきました
「このへんATM遠いけど、子連れで大丈夫かしら?」
親子を案じながら肉入りたませんを焼き始めます
戻ってすぐに温かい玉せんが食べられるように
この状態で止めておくんですって
お母さん、今日髪型キマッてますね
美容院行ってきたのかな?
実は翌日にお孫さんの結婚式を控えているんですって
「明日は結婚式から戻ったらお店開けようかな('ω')」
っておっしゃっていました
「こんな日ぐらい休めばいいのに」
と言われるけれど、お店を開けていたほうが
ご自身の体調もいいんですって
無理に休もうとするほうが疲れてしまうのだとか
50年お店をやってきた習慣でしょうか
子供たちを見ていたら
私も駄菓子を買いたくなりました
主人にお土産
これは子供たちの何人かが購入していた
大きなマシュマロ
駄菓子は量だよね!!
金塊の形をしたチョコレートは子供に人気があるそうです
主人が子供の頃大好きだったという
モロッコヨーグル
昔はショートニングという白い脂が原料だったと思うのですが
現在は別の油脂が使われているようです
私は気持ち悪くて食べられません
名古屋市北区上飯田東町1-37
052-912-2572