昨日、待ちに待ったエネファームの販売開始が北陸ガスさんからアナウンスされました。ほんと、10年位待たされました。
「電気を使わない、電気を買わない」
が、これからの住宅のテーマであると考え、ミニストックをご提案していますが、エネファームは建物の性能を活かす設備機器の一つとして期待しています。
先日の記事の通り、将来に備える為に給湯器はエコジョーズを採用しているとご紹介しましたが、その先鋒は「エネファーム」です。
エネファームは簡単に説明すると、発電する給湯器です。但し、正確には発電時に出た熱でお湯を沸かす発電機です。
地球が太陽の恩恵を受けているように、「熱」とは一番大切なエネルギーです。
熱があるからこそ、草木が育ち、生命が誕生し、文明が起こります。そして、その熱で「電気」を作る事をヒトは覚えました。電気を使うようになってからの文明の発達は、異常な加速度ですが、それも熱があったからこそ。熱がなければ何も起こりません。逆に熱のない時代、氷河期は「無」の時代でした。
実は、一度作った熱を冷ましてしまうのが、一番勿体無いない事。
電気を作るには、とても大きな熱が必要です。でも、電気が出来たからと言って、その熱を捨ててしまうのは勿体無い事。その熱で、お湯を沸かせば一石二鳥です。
そして、それを自宅で行ってしまえば一番ロスが少なく済みます。
正に、電気を買わずに済みます。
ようやく販売開始というスタート地点に立ったばかりなので、価格がまだこなれていませんが、それでも私がエネファームに食いつく理由はもう一つあります。
ミニストックは、新潟において、延べ床面積15.78坪に家族4人が快適に暮らす家がテーマですが、
新潟のガス単価は全国と比較すると、びっくりする位安いんです。
エネファームは正に新潟ではうってつけ。
元々全国に比べて安いのに、エネファームを採用するとさらに安くなるオマケ付。
新潟は、天然ガスの産出県であるのが大きな理由ですが、この日本において、熱を地産地消できます。
地元のガスを安く買って、自宅で電気を作っちゃう。
すごくいい響きじゃないですか。
そこに太陽光発電を組み合わせれば、これからの未来像が見えてきます。
勿論、ミニストックで。