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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

未来と「ministock」-新潟の狭小住宅、自然素材、高気密高断熱、高耐震-

2011-05-19 10:11:04 | ministock-狭小住宅・小さい家-

Photo 昨日、待ちに待ったエネファームの販売開始が北陸ガスさんからアナウンスされました。ほんと、10年位待たされました。

「電気を使わない、電気を買わない」

が、これからの住宅のテーマであると考え、ミニストックをご提案していますが、エネファームは建物の性能を活かす設備機器の一つとして期待しています。

先日の記事の通り、将来に備える為に給湯器はエコジョーズを採用しているとご紹介しましたが、その先鋒は「エネファーム」です。

エネファームは簡単に説明すると、発電する給湯器です。但し、正確には発電時に出た熱でお湯を沸かす発電機です。

地球が太陽の恩恵を受けているように、「」とは一番大切なエネルギーです。

があるからこそ、草木が育ち、生命が誕生し、文明が起こります。そして、その熱で「電気」を作る事をヒトは覚えました。電気を使うようになってからの文明の発達は、異常な加速度ですが、それもがあったからこそ。がなければ何も起こりません。逆にのない時代、氷河期は「」の時代でした。

実は、一度作ったを冷ましてしまうのが、一番勿体無いない事。

電気を作るには、とても大きなが必要です。でも、電気が出来たからと言って、そのを捨ててしまうのは勿体無い事。そので、お湯を沸かせば一石二鳥です。

そして、それを自宅で行ってしまえば一番ロスが少なく済みます。

正に、電気を買わずに済みます。

ようやく販売開始というスタート地点に立ったばかりなので、価格がまだこなれていませんが、それでも私がエネファームに食いつく理由はもう一つあります。

ミニストックは、新潟において、延べ床面積15.78坪に家族4人快適に暮らす家がテーマですが、

新潟のガス単価は全国と比較すると、びっくりする位安いんです

エネファームは正に新潟ではうってつけ。

元々全国に比べて安いのに、エネファームを採用するとさらに安くなるオマケ付。

新潟は、天然ガスの産出県であるのが大きな理由ですが、この日本において、熱を地産地消できます。

地元のガスを安く買って、自宅で電気を作っちゃう。

すごくいい響きじゃないですか。

そこに太陽光発電を組み合わせれば、これからの未来像が見えてきます。

勿論、ミニストックで。


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