やっほ の 散歩フォト。

四季の散歩写真と望遠視点(◎◎)の雑話。時には時事問題など綴ります。

過去のキャッチフレーズ  ”コンクリートから人へ”

2017-07-27 10:26:07 | 散歩

記録的な大雨の影響で、各地で河川の氾濫や浸水

などによる大規模な被害が頻発している。

 

かつて、将来の河川氾濫に備えて、国交省はスーパー

堤防の建設を推進していた。

が、2009年民主党は無駄な公共工事の見直しを旗頭

に総選挙に勝利し、劇的な政権交代を果たした。

このときのキャッチフレーズが「コンクリートから人へ」

 

当時は公共工事パッシングが吹き荒れていた時期でもあった。

何百年に一度来るかどうかの為に河川工事やダム

工事など全く論外とばかり、マスコミもこぞって騒ぎ立て

ていたのである。

 

あれから僅か10年足らず。

その間2011年の東日本大震災を潮目にまさかの

毎年のように、かつて経験したことが無いような異常

気象の連発。

豪雨がこうも頻発するとは、当時は思いも寄らなかっ

たことだろうか。

 

勿論あのまま事業を推し進めていたとしても今日の

ような災害が防げていたとは到底思うものでは無いが、

災害が発生した地域を復興するかたちで、後追い工事

を行うしか手立てが無いのだろうか?

 

東日本の復興を除いては、河川の決壊などは現況復旧

のかたちに過ぎないのである。

 

建設業パッシング以来、もはや斜陽産業になった建設業

界に工事量を熟せるキャパは無くなった。

原発事故の処理が進んでいるやら

いないやら・・・

放射能を吸い取ってくれるという、

向日葵。

旧ソ連の原発周辺に広大な向日葵畑がある。

 

頼むぞ!向日葵

 

 

任せろ!