
小さな菜園の真ん中で立ち枯れしているあなたは、凄い!よくぞ沢山の種を残してくれた。



これから、乾燥したような鞘の一つひとつを丁寧に取って、種を残したい。そして、菜園に蒔いてみよう。
なぜかヨモギが菜園を埋めつつあるが、そこにカラシナの種を蒔いてみようかな〜。これからはゴーヤーの苗が中心になっていく。
去年は台風でかいめつだったが、今年はどうなるのだろうか。
ハウスでない限り、天気に左右される。
しかしカタツムリや小さな蝶の幼虫と競いながら、カラシナの種を守った日々が懐かしい。
見過ごすと、すぐ彼らの餌食、食になっていった。
種をつけたカラシナと、白骨のように立ち枯れし、命を全うしたカラシナとの差は、人為的な関与の多寡だった。
幼虫が駆除されたか、否かは大きかったのだ。
まめに菜園に出向いたか否かにもよる。
少なくとも、2本のカラシナは、種を残せた。
野菜と昆虫たちの住む菜園の物語、ドラマは、多彩で、台所まで続いていた。
詩にしたい。


