
野良猫だったミーちゃんが我が家にやってきてまもなく長い尻尾が半分から切れ、はじめて動物病院に行き、暫く治療を続けた日々、それからしばらくしてベランダから逃げ出し戻ってきた時には、妊娠、二か月後に6匹の子猫を出産したことが思い出された。ミーちゃんは授乳するために身体は疲弊していた。ミーちゃんのために、生のカツオやササミなど栄養のあるものを与えるために必死になっていた。時に子猫たちから離れ、床の上で横になったりしていた。栄養を吸い取られて大変そうだった。呼吸がきつそうな時もあった。命を育むことの試練と喜びを小さなミーちゃんは体験していたのだ。
しかし出産の時、ミーちゃんはすっかり母親になっていた。自ら生まれた子猫たちを舐めてきれいにしていた。
このような母猫と子猫たちのドキュメントはいくつかネットで公開されている。あらためて観ると、子猫を育てることのたいへんさが伝わってくる。
生まれた後しばらく目が見えない子猫たち。ただ母猫の優しさと乳を求めている。ミーちゃんは頑張った。今、自ら産み育てた子猫たちの方が大きくなった。ミーちゃんは一番小さくなった。
この動画はベトナムかタイだろうか。猫たちを助けるNPOなのかもしれないが、農家の野良猫たちを助けるチームワークは素晴らしい。沖縄のように畑にまかれた農薬で猫に害がないことを念じる。