その後ドイツはソーラーエネルギー開発から撤収したとのこと、エネルギーの開発はどこへ向かうのか?横浜市港北区で初のストロンチウム検出と岩上安身、一方で吉本隆明は科学技術による原発擁護?楽観的唯物論者だね、吉本隆明という人は、と若者に話しかけ...
ツイターを見る限り、フクシマの原発、汚染水問題など、状況が改善したとは思えない。原発への楽観論は厳しい。今の科学技術では制御不可能だという三文字が浮かぶだけである。放射能なり核廃棄物処理が安全になされているわけではない状況で世界のエネルギーは産出されつづけている。化石燃料が主流の世界の電気である。原発が一端事故が起こったらその周辺の土地丸ごと不毛な土地になるのだということを見せつけられた3.11である。放射性物質のみえない恐怖も消えることはない。沖縄に関東や東北から移住してきているのは、原発の恐怖がもたらしたものが大きいのかもしれない。それにしても広島・長崎が原発による無残な廃墟の街から復興してきた戦後60年余が奇跡に思える。それは沖縄も同じだ。戦争の暴風から生き延びてきた人々のエネルギーはものすごいと思う。時代の波にのって、生きてきた人々の力を今一度見つめなおしてみたいと思う。全くのゼロ地帯から占領を受けながら生きてきた戦後の沖縄、そして日本。全く戦争の被害を受けなかった地域があるだろうか?あったかもしれない。しかし戦争中の全体主義国家の支配体系の中で身を丸めて、精神をゆがめて何かに一枚岩のように呪縛されて生きていた多くの人々がいたのだ。つい最近のことだったのだ。およそ67年前までー。1世紀の時間の進度が早いと思う。線香花火のような束の間の人生を生きていく。自分に正直に生きた者たちがもっとも幸せな人たちだね。
今、隣から金メダルの話が弾んでいる。29個のロンドンオリンピックの話だが、ロンドンオリンピックをテレビで見る余裕もなかった。中国では儒教やキリスト教などに多くの人々が熱狂しているのらしい。国家的趣向としてそれを推進しているという状況は興味深い。アメリカの衰退の現象もまた時代が確実に変容し続けるのだということが感じられる。21世紀、アジアの時代は今後さらに大きな力を誇るようになっていくのかもしれない。しかし、原発なり核兵器なり、衛星打ち上げ競争、宇宙ステーション競争などと果てしなく先へ先へと人間の創造(想像)力は前へと突き進んでいるのだろうか?国家の枠を切り崩していく方向性は模索され続けるのだろう。技術が世界中の人々をさらに身近に結び付けていく時、奇跡が起こるのかもしれない。共通言語でことばが発せられよりよきシステムの構築と脱構築を繰り返していくのだろうか?それにしても英語で書くということは厳しい。日本語でさえ、厳しいと思う。しかし来年正月までには少しまともな論稿を仕上げなければならない。修正すべき論文もあり、また後1つ研究課題をまとめないといけない。やれやれ、本気で取り組まないとー。ほんとに後がないのだ。つぶやきは簡単。