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プロデューサー池原弘美さん!癌と闘いながら舞台に挑む!【女優二人】の舞台を成功させたばかり!

2011-12-25 13:01:45 | 沖縄演劇
今朝、昨日目を通さなかった新聞を読んでびっくりした。11月26.27日に「女優二人」の舞台をプロデュースした池原弘美さんが癌の告知で余命3カ月と診断を受けていたという事が社会面のトップ記事である。びっくりした。あしびなーの楽屋でもまたロビーでもお話しした方で、去年、一昨年と北谷のカナイ・ホールで「かじまやーカメおばあの生涯」というとてもいい現代演劇をまたプロデュースした。

「LIFE-恩納ナビー今を生きる」も「吉屋チル―今を生きる」も沖縄での舞台を見た。作者が下島三重子で「かじまやーカメおばあの生涯」も下島三重子の作品である。両作品共に日本を代表する演出家・栗山民也が舞台化した。とてもいい舞台だった。

大和出身の戯作者が書いた沖縄をテーマにした演劇作品を丁寧にプロデュースした方という事だが、「女優二人」は宮里京子と吉田妙子である。妙子さんの『道』はとてもよかった。おそらく1998年に帰沖した池原さんの手腕はこれからますます磨きがかかってくるものと思えたその矢先の癌の発覚である。御本人のショックは計り知れないだろう。医者の3か月の告知を超えて5年以上も余命を生きておられる女性のことばも紹介されているが、是非癌と闘って生き伸びてほしい。池原さんへあなたの闘いにエールを送ります!頑張ってください、がんばりましょう、としか言えないのだけれどーー。

友人・知人が永遠の眠りの世界に吸い込まれていく昨今、死は常に身近に潜んでいるのだけれども、でもしかし、永遠の死と永遠の生の狭間にあってあなたのスクブンはまだ終わっていないと思います。さらなるいい舞台を楽しみにしていますね!

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