
(琉球新報、2月7日 2018)
しまくとぅば=地域語、島のことばですね。琉球国家の主軸のことば=しまくとぅばですか。国家の概念も外した止揚された表象でしょうか。そうだとしても琉球諸語=しまくとぅばがまだいいのでは?
沖縄芝居をしまくとぅば芝居とは呼びませんね。ウチナー芝居でウチナークトゥバです。ウチナー芝居はウチナーグチです。シマクトクバとは呼びませんでした。県の条例でしまくとぅばの日ができて、すべてしまくとぅばに収斂していくことに危惧を覚えます。こうして時代・時勢は推移していくのですね。
沖縄芝居の言語は主に首里・那覇ことばの折衷です。芝居口調(くーちょう)です。首里の士族の言葉や那覇の庶民の言葉も入っていますね。士族(侍言葉)と百姓言葉が大きな違いで、男性と女性にも差異はありますね。王族への敬称ももちろん登場します。「ウチナーグチ万歳」のお芝居はありますね!今年4月28日、パレット久茂地です!大城立裕先生の作品です!