2014年03月30日
2014年3月27日 県の立ち入り調査での環境保全課や防衛局の発言
http://takae.ti-da.net/e6103668.html
<環境保全課の発言のおおまかな点>
県は、国の事業は「条例違反」だけど「事業行為の変更届」を出してもらえば「 OK 」と、国に対して引け腰でなまぬるい態度。
◎ <保全課>「N4-2の工事はほぼ終わっている」と冒頭に述べたうえで
・ 幅4m長さ7mのヘリパッド進入路の上層路盤(暑さ15cm)の砂利の転圧が終わっていない
・ N4-1工事に使用していた土の仮置き場に240㎥、新たな置き場(さらに100mほど奥)に130㎥、合計370㎥の赤土が残っている
・ 新たな仮置き場の土は、ブルーシートを被せて周りを土嚢袋でおさえ、さらにもう一枚ブルーシートをしてあり、流出するおそれはない
・ 元の仮置き場の土は、このまま敷き均して植えに芝を貼ったら事業終了とする
<Kさん>設計書とアセスには、残土は出さないと書いてあるのに、こんな処理を許すのか?
<保全課>防衛局には“事業行為の変更届”を出してもらう
<防衛局の発言の書き起こし>
防衛局の言い分を聞いていたら、北部訓練場の返還をしないうちに新設ヘリパッドがどんどん増えていくことになる。
それが基地負担軽減ですか?!
防衛局T:着陸帯そのものは完成と言える。(工事が終わっていない個所があることを指摘した後)
M:接地帯だけでは完成とは言えませんよね?
防衛局T:それは未定です。
M:N4-1にヘリが降りましたよね?
防衛局T:私は調達部なのでわかりません。琉球新報の記事見ましたけど、あれ場所ずれてますよね?
M:何を言っているんだ!私はあの時見てたんですよ。
防衛局 I:米軍からは、不注意で降りたと聞いてます。
M:米軍に抗議とかしているんですか?
防衛局 I:抗議はしているというか、意見を調整中です。あてにはならないことです。
M:(米軍への)供用の手続きはしているんですか?
防衛局 I:手続きはしていますが、そこは私たちの手を離れていることもありますのでわかりません。
M:SACOの合意というのは、返還の条件でヘリパッドを作っているんですよね?
返還もしないうちから、引き渡しはできるんですか?
防衛局 I:順番に作って返還するというのが、もともとの考えです。
M:できたから渡す、というのはおかしいですよ。
防衛局 I:「できたところを誰が管理するか」という話も出てくるわけで・・・
M:出来次第、使うということですか?
防衛局 I:それはあると思います。
M:どこの代替施設なんですか?これを使うということは、どこを返してくれるんですか?
それはあなた方の勝手な解釈です。SACOに「先に使っていい」と書いてありますか?
防衛局 I:逆に、「先に使ってはいけない」とも書いていないですよ。
M:(高江も辺野古も)どんどん作って、先に使っていいということだったら、じゃあ 何のための返還なんですか?
防衛局 I:すぐに作ってすぐに返すというのが、もともとの予定だったもので、時間がかかったというのは・・・
M:あなた方が、県民の反対を無視して、住民の方たちの反対を無視してやるから、こんな結果になっているんですよ。その結果、強引に工事を進めている皆さん方があるんであって、それを「できたから使い始める。返還はしません。」こんなことでは、県民は納得しませんよ。
防衛局 I:そういう考え方もわかるんですけど、一方では使えなくなって困るという施設の管理の問題もあるわけですよ。
M:だからといって、オスプレイが降りるのは許されないですよ。
J:さっき言ってた手続きをしている担当部署ってどこなの?
防衛局 I:基本的に窓口は報道室です。
M:N1の工事に関してですけど、7月までは音が出る工事は出来ないですよね。
防衛局 I:営巣期間ですからやりません。
M:じゃ、N1は7月までやらないんですね。
防衛局 I:音が出る工事は出来ないですよね。
M:草刈り、伐採もやらないですよね。ノグチゲラが巣を作っている横で草刈りやっちゃまずいでしょ?
F:5月に現場監督官事務所、要は現場詰所みたいなものを作ると突特記仕様書に書いていますが、あれはどうなんですか?
防衛局 T:現場の状況は刻々と変わっていきますので、それ(5月)にしばられるということはないと思いますよ。
F:するかしないか、しないんだったらしないと言ってもらえないですか?
防衛局 T:それは未定です。
F:プレハブを運ぶって、音がすると思うから、しちゃだめですよ。
防衛局 T:ぜんぜん未定です。想像もつきません。
K:県は7月まで音が出せないから、7月に残った部分を再開すると言っていますが、そこは間違えないですか?
防衛局 T:未定です。契約がどこかにいく可能性はあります。
K:じゃあ、まだ完成ではありませんよね。
防衛局 T:そこは契約上の完成とする話と、対米軍として完成とする話と、違ってきますよね。
K:それはないでしょ。
防衛局 I:それは、「完成したものをそのままにしておく」という問題もあるので・・・誰がメンテナンスをするのかという。
M:それは「供用」の話でしょ。今は「完成」の話ですよ。
防衛局 I:着陸帯はできていますから、そこを手続きするというのは、今後ありえます。
M:完成していないものを「完成していないですよね」と確認するだけの話ですよ。完成していないものを完成したと言おうとするから無理な理屈になるわけですよ。「できていない」と言えばそれだけじゃないですか。
新報記者:7月までに提供される可能性はあるんですか?
防衛局 T:それは未定です。
新報記者:今、完成しているんですか、完成していないんですか?
防衛局 T:着陸帯は運用できる状態です。
K:設計書では移入動物侵入防止柵とかそういった環境保全全体を含めてヘリパッド工事なんです。
防衛局が発注されたわけだからね、それの全てが終わっていない以上、完成とは言えないよ。
丸政に頼むのか別の業者に頼むかは別としてもね、現場としては完成していないと認めざるをえないでしょ。
防衛局 I:たとえば5個建物の工事をして、その1個ずつできたら引き渡していくというのはありますよね。
K:違うんだよ。その建物への進入路ができていないんだろ。進入路もできないまま建物を引き渡すなんてありえないだろ。
防衛局 I:ま、いまそういうことで決まったわけじゃないですけど、とにかくヘリコプターが降りれる状況になっています。
みんなで:なっていない!
M:返還が条件でしょ。契約書を無視してやっていることになりますよ。
J:(ヘリパッドが)24個に増えちゃうよ。22個が24個になっちゃうよ。
M:返還しなければ、使う権利なんてないんですよ。
防衛局 I:そういうご意見があるということは承知いたしました。
K:返還の条件が6個なんだから、2個使いたいんだったら(北部訓練場の)過半3分の2を返してからだよ。全体ができるのがいつになるかわからないのに、どんどんヘリパッドの数を増やしていったら約束が違うでしょ。
防衛局 I:こういう風に時間が経つということは、当初予定していなかったので・・・
M:なし崩し的に、「できたんだから使っていい」というのは、絶対許されないぞ。
防衛局 I:それは正式な手続きをしてからやります。
J:どっかの部署が進めてるの?うわー、これマスコミの人書いてくださいよ。手続き進めているらしいですよ。
防衛局 I:事実として、今日は着陸帯の部分は使えるようになっていたということです。
M:いつ芝を植えたと思っているんですか?3月ですよ。養生もせずに使うんですか?使えるって言うんだったら、水を撒くなよ。
防衛局 I:結局は、米軍がそこをどう考えるかというのは別のことです。
K:防衛局が提供するから米軍が使うんだろ。まず防衛局の姿勢でしょ。
防衛局 I:そこはやっぱり調整事ですよ。
M:SACOには何も明記されていないんですよ。単なる都合で勝手に調整できるわけではないですよ。
K:今日、県の統括官は「まだ工事は終わっていません。7月から続きをやってもらいます」とはっきり言っているんだからね。
N:今日は「工事は完成していなかった」ということを、防衛局に持ち帰ってくださいね。
*写真をご覧ください
http://takae.ti-da.net/e6103668.html
2014年3月27日 県の立ち入り調査での環境保全課や防衛局の発言
http://takae.ti-da.net/e6103668.html
<環境保全課の発言のおおまかな点>
県は、国の事業は「条例違反」だけど「事業行為の変更届」を出してもらえば「 OK 」と、国に対して引け腰でなまぬるい態度。
◎ <保全課>「N4-2の工事はほぼ終わっている」と冒頭に述べたうえで
・ 幅4m長さ7mのヘリパッド進入路の上層路盤(暑さ15cm)の砂利の転圧が終わっていない
・ N4-1工事に使用していた土の仮置き場に240㎥、新たな置き場(さらに100mほど奥)に130㎥、合計370㎥の赤土が残っている
・ 新たな仮置き場の土は、ブルーシートを被せて周りを土嚢袋でおさえ、さらにもう一枚ブルーシートをしてあり、流出するおそれはない
・ 元の仮置き場の土は、このまま敷き均して植えに芝を貼ったら事業終了とする
<Kさん>設計書とアセスには、残土は出さないと書いてあるのに、こんな処理を許すのか?
<保全課>防衛局には“事業行為の変更届”を出してもらう
<防衛局の発言の書き起こし>
防衛局の言い分を聞いていたら、北部訓練場の返還をしないうちに新設ヘリパッドがどんどん増えていくことになる。
それが基地負担軽減ですか?!
防衛局T:着陸帯そのものは完成と言える。(工事が終わっていない個所があることを指摘した後)
M:接地帯だけでは完成とは言えませんよね?
防衛局T:それは未定です。
M:N4-1にヘリが降りましたよね?
防衛局T:私は調達部なのでわかりません。琉球新報の記事見ましたけど、あれ場所ずれてますよね?
M:何を言っているんだ!私はあの時見てたんですよ。
防衛局 I:米軍からは、不注意で降りたと聞いてます。
M:米軍に抗議とかしているんですか?
防衛局 I:抗議はしているというか、意見を調整中です。あてにはならないことです。
M:(米軍への)供用の手続きはしているんですか?
防衛局 I:手続きはしていますが、そこは私たちの手を離れていることもありますのでわかりません。
M:SACOの合意というのは、返還の条件でヘリパッドを作っているんですよね?
返還もしないうちから、引き渡しはできるんですか?
防衛局 I:順番に作って返還するというのが、もともとの考えです。
M:できたから渡す、というのはおかしいですよ。
防衛局 I:「できたところを誰が管理するか」という話も出てくるわけで・・・
M:出来次第、使うということですか?
防衛局 I:それはあると思います。
M:どこの代替施設なんですか?これを使うということは、どこを返してくれるんですか?
それはあなた方の勝手な解釈です。SACOに「先に使っていい」と書いてありますか?
防衛局 I:逆に、「先に使ってはいけない」とも書いていないですよ。
M:(高江も辺野古も)どんどん作って、先に使っていいということだったら、じゃあ 何のための返還なんですか?
防衛局 I:すぐに作ってすぐに返すというのが、もともとの予定だったもので、時間がかかったというのは・・・
M:あなた方が、県民の反対を無視して、住民の方たちの反対を無視してやるから、こんな結果になっているんですよ。その結果、強引に工事を進めている皆さん方があるんであって、それを「できたから使い始める。返還はしません。」こんなことでは、県民は納得しませんよ。
防衛局 I:そういう考え方もわかるんですけど、一方では使えなくなって困るという施設の管理の問題もあるわけですよ。
M:だからといって、オスプレイが降りるのは許されないですよ。
J:さっき言ってた手続きをしている担当部署ってどこなの?
防衛局 I:基本的に窓口は報道室です。
M:N1の工事に関してですけど、7月までは音が出る工事は出来ないですよね。
防衛局 I:営巣期間ですからやりません。
M:じゃ、N1は7月までやらないんですね。
防衛局 I:音が出る工事は出来ないですよね。
M:草刈り、伐採もやらないですよね。ノグチゲラが巣を作っている横で草刈りやっちゃまずいでしょ?
F:5月に現場監督官事務所、要は現場詰所みたいなものを作ると突特記仕様書に書いていますが、あれはどうなんですか?
防衛局 T:現場の状況は刻々と変わっていきますので、それ(5月)にしばられるということはないと思いますよ。
F:するかしないか、しないんだったらしないと言ってもらえないですか?
防衛局 T:それは未定です。
F:プレハブを運ぶって、音がすると思うから、しちゃだめですよ。
防衛局 T:ぜんぜん未定です。想像もつきません。
K:県は7月まで音が出せないから、7月に残った部分を再開すると言っていますが、そこは間違えないですか?
防衛局 T:未定です。契約がどこかにいく可能性はあります。
K:じゃあ、まだ完成ではありませんよね。
防衛局 T:そこは契約上の完成とする話と、対米軍として完成とする話と、違ってきますよね。
K:それはないでしょ。
防衛局 I:それは、「完成したものをそのままにしておく」という問題もあるので・・・誰がメンテナンスをするのかという。
M:それは「供用」の話でしょ。今は「完成」の話ですよ。
防衛局 I:着陸帯はできていますから、そこを手続きするというのは、今後ありえます。
M:完成していないものを「完成していないですよね」と確認するだけの話ですよ。完成していないものを完成したと言おうとするから無理な理屈になるわけですよ。「できていない」と言えばそれだけじゃないですか。
新報記者:7月までに提供される可能性はあるんですか?
防衛局 T:それは未定です。
新報記者:今、完成しているんですか、完成していないんですか?
防衛局 T:着陸帯は運用できる状態です。
K:設計書では移入動物侵入防止柵とかそういった環境保全全体を含めてヘリパッド工事なんです。
防衛局が発注されたわけだからね、それの全てが終わっていない以上、完成とは言えないよ。
丸政に頼むのか別の業者に頼むかは別としてもね、現場としては完成していないと認めざるをえないでしょ。
防衛局 I:たとえば5個建物の工事をして、その1個ずつできたら引き渡していくというのはありますよね。
K:違うんだよ。その建物への進入路ができていないんだろ。進入路もできないまま建物を引き渡すなんてありえないだろ。
防衛局 I:ま、いまそういうことで決まったわけじゃないですけど、とにかくヘリコプターが降りれる状況になっています。
みんなで:なっていない!
M:返還が条件でしょ。契約書を無視してやっていることになりますよ。
J:(ヘリパッドが)24個に増えちゃうよ。22個が24個になっちゃうよ。
M:返還しなければ、使う権利なんてないんですよ。
防衛局 I:そういうご意見があるということは承知いたしました。
K:返還の条件が6個なんだから、2個使いたいんだったら(北部訓練場の)過半3分の2を返してからだよ。全体ができるのがいつになるかわからないのに、どんどんヘリパッドの数を増やしていったら約束が違うでしょ。
防衛局 I:こういう風に時間が経つということは、当初予定していなかったので・・・
M:なし崩し的に、「できたんだから使っていい」というのは、絶対許されないぞ。
防衛局 I:それは正式な手続きをしてからやります。
J:どっかの部署が進めてるの?うわー、これマスコミの人書いてくださいよ。手続き進めているらしいですよ。
防衛局 I:事実として、今日は着陸帯の部分は使えるようになっていたということです。
M:いつ芝を植えたと思っているんですか?3月ですよ。養生もせずに使うんですか?使えるって言うんだったら、水を撒くなよ。
防衛局 I:結局は、米軍がそこをどう考えるかというのは別のことです。
K:防衛局が提供するから米軍が使うんだろ。まず防衛局の姿勢でしょ。
防衛局 I:そこはやっぱり調整事ですよ。
M:SACOには何も明記されていないんですよ。単なる都合で勝手に調整できるわけではないですよ。
K:今日、県の統括官は「まだ工事は終わっていません。7月から続きをやってもらいます」とはっきり言っているんだからね。
N:今日は「工事は完成していなかった」ということを、防衛局に持ち帰ってくださいね。
*写真をご覧ください
http://takae.ti-da.net/e6103668.html