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匿名の精子ドナーから600人の兄弟姉妹!The world's biggest family – an anonymous sperm donor's legacy | DW Documentary

2021-07-28 19:54:41 | 世界の潮流
(カメムシに齧られたのだろうか。ピーマンの実が大きくなるのを楽しみにしているが~。それにしてもたくさんの種です。)

デザイナーベイビーなど遺伝子組み換えの科学技術の進歩がもたらしているリアリティが突きつける現実に驚くが、一方で1884年から実施されている匿名の精子ドナー(個人)から生まれた子供たちが多く存在する事実に、驚く!

19世紀の1884年から精子バンクのように、子宝に恵まれない夫婦やカップル、あるいはシングルの女性たちが、子供がほしいゆえに、匿名のあるいは知人の男性の精子を得て受精、子供が生まれてきた。1950年代から精子バンクができたのだろうか。このドキュメントをテストを作成しながら聴いていたが、一人の男性の精子から何百人も子供が誕生するということに、奇妙な感覚を持った。

同じ生物学上の父親を持つ子供たちが多く存在することに、異常さを感じるのだが、母親はそれぞれ異なるので、一夫多妻制の別の形態にも見える。医学部の学生がお金のために自らの精子を17年間も提供し続けたという。彼は自分の子供が何百人もいることにどう感じているのだろうか。1週間に二回精子を売ったという。すると子供は何千人もいるに違いない。当人は実際に自らを見つけて会いにきた若者を前にして、リアルを実感している。
 精子を提供するが、実態としての子供を意識していなかったのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=0H3MirHyX2w  ←こちらもYouyubeです。
以下動画がキャンセルされています。
The world's biggest family – an anonymous sperm donor's legacy | DW Documentary

Are anonymous sperm donors set to become history? More and more children who were conceived using sperm from anonymous donors are demanding to know who their biological fathers are. They also want to know how many half-siblings they have, and who they are.
匿名の精子提供者は歴史になるように設定されていますか?匿名のドナーからの精子を使用して妊娠した子供たちは、生物学上の父親が誰であるかを知ることを要求することがますます増えています。彼らはまた、彼らが何人の兄弟姉妹を持っているか、そして彼らが誰であるかを知りたいと思っています。
Canadian filmmaker Barry Stevens has 600 half-siblings, spread out all around the globe. Their father was an anonymous sperm donor. In this documentary, Stevens sets out to meet some of his family members. For many, it's a surprise that changes everything. The story is not unique. Advances in DNA analysis and greater access to data banks are allowing more and more people who were conceived using sperm from anonymous donors to connect with their extended family. They are demanding information on the identity of their biological fathers. Some want to know because they're curious, or to find out whether they might suffer from hereditary disease. Others are worried they could unwittingly fall in love with a half-sibling. Up to now, the donor's right to anonymity was given top priority, but laws are slowly changing to allow everyone to have the right to know who their biological father is.
カナダの映画製作者バリースティーブンスには600人の兄弟姉妹がいて、世界中に広がっています。彼らの父親は匿名の精子提供者でした。このドキュメンタリーでは、スティーブンスは彼の家族の何人かに会うために出発します。多くの人にとって、すべてを変えるのは驚きです。物語はユニークではありません。 DNA分析の進歩とデータバンクへのアクセスの拡大により、匿名のドナーからの精子を使用して妊娠した人々が拡大家族とつながることがますます増えています。彼らは彼らの生物学的父親の身元に関する情報を要求しています。好奇心が強いので知りたい、あるいは遺伝性疾患にかかっているのかどうかを知りたいという人もいます。他の人は、彼らが無意識のうちに半兄弟に恋をするかもしれないと心配しています。これまで、寄付者の匿名の権利が最優先されていましたが、法律は徐々に変化しており、誰もが自分の実の父親が誰であるかを知る権利を持つことができます。
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どうもDNAテスティングの科学技術の進化が自らの生物学上の父親を探し求め、特定することが可能になっているのらしい。精子バンクは精子の提供者を匿名にしていたが、今ではそうでもないのらしい。ネット上で精子提供者のアイデンティティを公開している人々もいる。DNAは精子提供者の父親のDNAから影響を受けるので、確認したいという思いがあるのは理解できる。

ドナーは未知の子供たちに会いたくない男性が多いのかもしれない?昨今の事情の違いに驚く。精子ドナーの匿名性は崩れ始めている。同じ父親から精子を得た兄弟姉妹たちの集いの場は明るく見えたが~。生物学上の父と子は互いにアイデンティティを確認する時代になっていく。

 日本ではどうなのだろう。精子バンクはあるのだろうか。精子は生物配偶子 Sex cell/ generative cellだとThe Donor Sibling Registry:DSRを立ち上げている女性は批判的だ。ドナーは匿名ではなく誰なのか、明確にすべきだとの声が大きくなった現在?ならば精子提供者(ドナー)が少なくなるとドナーバンクは考えているのらしい事もわかる。

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