
辻の文化を以前から掘っている仲間から何冊か文献を紹介された。以前から読まなければと思っていた沖浦さんのご本は冒頭からことばのみずみずしさで惹きつけられていく。
これからひたすらチャートを作って全体の構成をにらみながら、データ化と論の展開、文献の采配など、熱くなりそうである。
昨日は沖縄学の復帰40年の成果の研究発表を途中からお聞きしてその後深夜まで博論の展開について論じ合っていた。ありがとう!仲間はいいね。辻、芸能、ジュリがキーワードで、近代芸能の「母胎」辻遊郭がテーマである。これは那覇歴史博物館で講演した中身だが、もっと緻密に取り組む予定である。これからの1年どう掘っていくかだが、この間の史料など整理してまとめる時間との闘いなのかもしれない。
女(ジュリ)を芝居役者を浮き彫りにする闘いですね。差別された者たちの復権かな?