志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

キャンパス・レコードの備瀬善勝さんからお話しをお伺いした日!戦前の唱者が偲ばれます!

2015-05-07 23:53:05 | ジュリ(遊女)の諸相:科研課題

          ≪音声学のプロの仲村さんと備瀬さんです。≫

仲村善信さんと備瀬さんから有意義なお話しをおうかがいしました。古波蔵保好さんが日本で5本に数えたコーヒー店『原点』にて。おいしいいコヒーでした。閑静な場所にあり、沖縄市では著名な空間なんですね。沖縄市のことをよく知らないわたしです。

弱かった古典や民謡が身近に迫って来ました。謝!芸能は生きる糧なんですね。辻の人間模様が迫ってきましたね、備瀬さんは深い愛情に支えられてきた方でした。沖縄社会における辻のジェンダーの位相は深いのですね。攪乱されたトポスそのものの世界ですね。

写真だけUPしておきますね。芸能は遊里に溢れていたのでした。女性芸能者たちは美声を哀愁をこめて、あるいは開放的に歌ったのでした。辻の姉妹たちの愛情の深さがあり、妻と妾の少女と川の字になって寝ていた豪快な富裕層が沖縄にもいたのですね。セクシュアリティーの波間で、性を存分に遊んだ男性たちがいて、その中で自らの魂沈めのようにまた歌・三線、舞踊を生きる糧にしたやさしい女性たちが多かったのですね。

日常の逸脱、自由奔放な性(関係)が辻にはあったのでした。唱って躍ったハレの場は甦りの場でもあったのですね。沖縄の芸能の色は何色?原色の色鮮やかさが太陽の光に照らされる。陽炎も浮き立つ。

 

 


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