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OSTRICH FEATHER BOA

お前の意見は求めん。

DIR EN GREY TOUR07 DOZING GREEN at Zepp Fukuoka

2007-09-25 02:15:12 | LIVE
はい、やって来ましたTOUR07 DOZING GREEN in Zepp Fukuoka。
ここまで散々ぼろくそに書いておいてレポだけでやる気になる自分がハズい。
前回のINWARD SCREAMの時には客同士..マナーの悪いただ人にぶつかって楽しんでるだけの客がいて、それを止めた別の客と一触即発な雰囲気になって、一気に冷めて楽しめなかった。
しかもそれをアンケートに書いたって言う大馬鹿だ。
案の定、その次の東京のライブでは京はキレまくりだったらしい。それが俺のだけとは思わんが、どうしてもリンクさせてしまうのは気が弱いから?と思い、その後のツアーには行かずに今日まで来たんだよ。
まあ、今はそんなことはどうでもいい。
夕方まで社会福祉士会主催の勉強会だったので、途中降りて急いで自転車で着いたのは会場時間の30分ぐらい前だった。
Zepp Fukuokaに来るのも今年で四度目。そしてもしかしたら最後かもしれない。
春のツアーTHE MARROW OF A BONEは行ってないし。色々あるからね。

ロッカーが空いてるのを確認してグッズ購入へ。Tシャツの黒とツアーブック、不織布バッグと、最初から狙いを付けていたものを全部買うことが出来た。
ぶっちゃけTシャツなら3タイプあってそれぞれ黒、白、ベージュ、そして限定Tとかいうのがある。これは始めてなんじゃないか。個人的には黒がいいと思ってたけど、どうもベージュがいいな。売り切れてたけど。あれが一番かっこいい。
ツアーブックにはインタビューが載ってて買った。
でもリストバンドがなかったのは残念...。

そうこうしてる内に開場時間になり、待ち合わせしていた友達と入場へ。
Aブロックの290番代ということで、このAってだけでもネ申なんですけどね。
全体的に人の数は増えたんかな?腐女子がたくさん見受けられました。
あと、変なコスプレやメンバーの真似してる人も結構いましたね。
もうここまで来ると入れ替わりでファンが若い子とかにも増えてんだろうな。
年末行ったときよりそれを多く感じました。ビジュアル系じゃないのに...
いつまでも成長しないからいつまでたっても高い次元に行けないんだよ。馬鹿。
入場したら早くもBブロの先頭あたりまで人が出来てた。あれ、ブロック指定の意味ないじゃん!Bの1番とかは前に行けないじゃん、と。
まあ俺らは強引にAブロの後ろ。京のドセンに陣構え。背が高いことが特になった瞬間(笑)

たぶんON TIMEでライブスタート!

SE
なんていうか...バックドロップが上がったら、目がたくさん並んでて老人がいて...どっかの宗教?というか異国みたいな雰囲気。それにあったSEです。
メンバーの衣装は、
Shinyaが白のフリフリしたタンクに黒G、金髪。アンコもたぶん同じ
Dieがキャビネットやマイクスタンドが赤なのに茶髪で黒T、G、アンコも色同じ
Toshiyaがガンズロゴの入った黒TにG、パーマで黒髪。アンコが黒ツアーnot限定T
薫が袖が黒、中が白の長袖にG、おっさんだよ。
京さんはアディダスのジャージ。なぜかスポーティな(笑)中にベージュのモナリザのシャツ。髪は金で右は刈り上げ、左は耳の下ぐらいまで。んで、たぶんパーマしてたと思う。要は2003年の横アリに近い髪型。靴も白のアディダススニーカー。
アンコでツアー白T。

・Deity
始まってすぐ押しがないことにびっくり!
きっと後ろの方では押しがあるに違いない!
しかも前にみんな行くから後ろの俺らは逆に余裕ができたぐらい。
Deityが一曲目なのは予想してたけど、このツアーの雰囲気にあってると思う。
SEはなくていきなり演奏から。

・Merciless Cult
もうある程度予想できるな。「比較と比例~」で皆さん激しく耕してました。
俺結構フライングで叫んでた。すまね。

・REPETITION OF HATRED
次は朔かな?とか思ってたら、REPETITION OF HATRED!!
っていう程好きな曲でもないんだけどな...Toshiyaがベース振り回してました。

ブレイク。
ちょっと京さんが機嫌がいいのか悪いのか、あまりに普通な顔で逆に気になりました。

・DISABLED COMPLEXES
ここはこのままなんだねー。
割と曲の雰囲気っていうか、ノリが音源と違う気がする。それが良い意味でね。

・THE FATAL BELIEVER
一瞬ドラムの入りが聞こえなかったんです。
京さんの飛び込みジャンプへドバンが可愛いというか...かっこいいっす。
ジャージの上もお捨てになり、客席の「オイ!オイ!」におおってな感じがしつつも激しく応えてました。このあたりで近くの客、男と女が言い争いみたいなことしてたけど、前のように自分のテンションは下がらせない!とか思ってステージ見てた。

・AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS
うおー!!って感じで客席の雰囲気が沸く。
サビのDieやToshiyaのパートを全力で歌ってました。ごめんなさい。
何を思ったのか中盤でTシャツをバッテン脱いだかと思うと、それを顔に貼り付けて「ウォー!!」と煽りはじめ、海外でたぶんやってる間に身に付けたんだろうけど、なんか覆面プロレスラーにも見えた。すいません。大真面目なのに。
でもこういうスパイスも利かせてください。
いいじゃないですか個人個人感想があったって。

・THE FINAL
まだやるんですか?と。っていうか、この中盤の流れ春のツアーと
ほとんどセトリ変わんねえじゃねえかよ薫!!

メンバーみんなが楽器チェンジな中、京さんのお経のようなアカペラ
これを感情とかでレベルにもってくるからすごいよねと。そうそう今回はエフェクト、ディレイとかいっぱいかかって不気味で、そして神々しい。
それに気を取られてたら...

・孤独に死す、故に孤独。
いきなり始まってびっくりした!でも今までとまったく違うというか、雰囲気が別もの。最初のところを全部アカペラでやってから雪崩れ込む感じがよかった!
このあたりで前にいた体格のいい男の存在に気付く。
彼はどうも自分の世界にいってしまっている。すこしだけ引いた(爆)
「違うと願うのは後ろ向きの唯一の救いであり」を客席がなぜか歌いだし
興奮したのかお立ち台でヘドバンしながら珍しく「ash to ash」してました。

・OBSCURE
ここでこれかよ!っていう感じのひじょーに密着した空間だったね。
もう雰囲気がまーったく違いますよ。すごいですよ。このブロックは!

・DOZING GREEN
結局ここに全部行き着いてるんだなっていう印象。
というか今までの流れがあったからこの曲が出来たんだなって納得できる。
Deityなんかが演奏されてる理由もこれで分かる。雰囲気が近いんだ。
雰囲気的には「凌辱」に近い。ただ、アカペラから始まったり、ところどころ和風で不気味で仏教っぽい感じだったり異国情緒的でもあったり、一つの言葉に集約することが難しくて新鮮だ。このライブの核的な新曲。
歌詞は何言ってるか分からんかった(笑)

終わってもアカペラは終わりません

・CONCEIVED SORROW
ああ~なんかDOZING GREENからの雰囲気違和感なく出てるわーと思いながら見てた。
いけDieがカミテ袖に「熱い!」とジェスチャー。
始まってすぐぐらいに歌詞変更。まーったく聞き取れず。でも、サビあたりから元の歌詞になりました。歌えるんかなとか思ってたけど、サビはちゃんと歌ってた。
張り上げるたびに腹筋が盛り上がってすごかった。

・dead tree
ぶっちゃけた話いら..ryo..。
前のナル男くんが「なーぜなーぜ繰り返される」で一人の世界にいってました。

・凌辱の雨
青い照明が素敵でした。
でももうこっち系統はいいんじゃないかと思って申し訳。バラード引っ張りすぎ。
「dead tree」かどっちかにして欲しい。個人的にね。
ただ退屈はしなかった。前のナル男くんがさらに自分の世界にいってました。
もういいよ、そんなに行きたいなら好きなだけいけばいいさ。
そんな彼は俺の存在に気付いておりません。別に好きにすればいいんだけどね。
ステージからは、どう見えてどう思うんだろう とかって俺が思ってしまって。

・GRIEF
凌辱の雨から違和感もなく。Shinyaくんのドラムのカウントがかっこいいです。
照明が赤のストロボバチバチで目がシパシパしました。
中盤の拍手のような煽りを、京さん「うんうん」ってな感じで頷きながらお立ち台で煽ってた。

・THE DEEPER VILENESS
「ラストー!!」とか言ったんか言ってないんか忘れた(笑)。
客席の方が縦横無尽状態で荒れ狂ってました。気がついたらかなり飛ばされてた。
しかし近くにいた女のヘドバンの凄いこと。オイオイすげえな今の若い子は!
メンバーみんなが去っていく中、京さん1人でとり憑かれたのように「わぁぁ...ぁぁぁ...ぁあああああ!!」とかお立ち台で叫びながら消えていきました。

お決まりのごとくアンコールだが、お決まりのごとくいう人は少ない。
オマエラさ、あれだけ叫んで暴れといて言わないって人頼みっておかしいだろ?
そんなやつらがアンコール見れること自体が気に喰わない。
案外言ってみると待ち時間を短く感じるもんだぜ。やらんよりも。

アンコール
メンバー登場の時だけ叫び声上げんなや...気色悪い。

・理由
ああーきましたね、理由。理由と書いてわけと読みます。
まあ聞けることないだろうと思ってた過去の曲の一つっていう。
おそらくもう聞くこともないんじゃないだろうか。
そんな感じで時折目を瞑りながら。
Shiyaさんのドラムがかっこよかったのと、京さんが段々感極まる感じでオクターブがあがっていって、
「忘れようとした時もあるけど今は抱きしめたい」が上がって印象的だった。

終わった後シーンってなって、いい感じとか思ってたら、誰かが「京ー!!」とか叫びやがった。微妙に雰囲気ぶち壊すな。

・DRAIN AWAY
イントロがなった瞬間客席からどよめきが上がるのが分かった。
俺もそうだったから。っていうか懐かしいっていうより、純粋に「この曲、こんなに良かったっけ?」ってぐらいに感動した。青い照明もよかったし、説得力が上がってるんですよ。昔一度聞いたときよりも。声所々掠れてたけど、それさえもよく聞こえた。これは純粋に聞けてよかったかな。
これももう聞くことは無いんじゃないかな。

・羅刹国
気分が高揚してるのは分かるんだけどしばらく「NEW AGE CULTURE」と勘違いしてました(爆)。ここで羅刹国かよー!!オーラスじゃねえー!!って感じで、入り乱れてかなり前の方まで行った。近くにいた男共とぶつかったり謝ったり一緒に肩組んで微妙に頭の振ったりしてた。
「男ー!」「男ー!」「男ー!」「女ぁ~」このパターンが多いですね、京さん。

「おーい福岡ぁ~!!まだまだこんなもんじゃねえよなあぁぁぁ~!!!」

・Beautiful Dirt
Toshiyaがニヤつきながらセンターまで来てくれた
相当近くまで行った記憶がある。
でも首が前のように触れないのは年のせいでもあるんですかね。
前は丸々一曲頭振ってたんだけど。俺ね。
DRAIN AWAYみたいに雰囲気がまーったく違う感じに思えたのは新鮮だった。

「まだイケルかー!?まだイケルかー!?気合入れて来ーい!!ラストー!ラストー!ラストー!ラストー!ラストーーー!!!」

「まだイケルかー!」の後が「ラストー!!」って(笑)

・CLEVER SLEAZOID
ラスト2曲はINWARD SCREAMの流れと同じでしたね。たぶんこのアルバムツアー中のラストは「CLEVER SLEAZOID」って気がしますわ。
この時点でかなりしんどかったし、客席もぐちゃぐちゃだった。
「Under the name of justice」ですごい頑張って叫んで、その後「You can't break my soul」って京が。
「声も出ないくらいに」の所で「オマエラの声聞かせてくれー!!」とお立ち台で、最後は「One day I will fuck your parents」の合唱。
京さんジャンプなしで締められました。
Shinyaくんが「あれ、飛ばないんだ?」って感じの顔してたようにも見えたんだけど(笑)。

その後でメンバーのモノ投げタイム。
京さんがペットボトルを2、3本持ってそれを吹きかけて。聖水を何度も浴びた。
最後は前の方にドバドバペットボトルかけて、笑顔で帰って行かれました。
最初で最後かもしんない聖水浴びを忘れない。
メンバーも色々やってるんですが、なんでピックやらスティックを前のほうには投げてくれず...とりあえず気がついたら最後にいたのはToshiyaでした。
手を上に上げて拍手みたいな感じで、笑顔で帰っていかれました。

上から下まで汗びっしょりだった。記念にスタッフが取ってたであろうビデオに向かってピースサインばかりして(爆)結構楽しかったし、しんどかった。
ただ、個人的にはwither~のZeppの方がきつかったし楽しかったかな。
でも、年末からの雪辱を果たして燃焼できてよかったです。
あと、THE MARROW OF A BONEの楽曲も生で体感したのは初めてだったんで。
盛り上がっていたのかどうか分からんけど、俺としては最後のメンバーの笑顔を信じたい。実はこの後でツアーブック読んだときに、どうもアウェイ感にも慣れきって、日本のライブに対して生ぬるさを感じてるっていう感じのことを言ってるメンバーもいて、ライブ中の京の顔...っていうかドセンで彼の顔しかほとんど見てないけど...そういうのを感じた瞬間を振り返ってみれば思ったときもあった。
思い過ぎかもしんないけど。
ただ会報とか読んでて良くも悪くも感情の起伏が激しくて、どういう風に彼らを見たらいいのか分からん時もあるんですよ。新しい会報読んだときに、Deftonesツアーの最中なんだろうけど、なんかすごい精神的に色々追い詰められてるような感じを受けてたんで。京さんとか内容ボロボロだったんで...。ただ、あのツアーブック読んでる限りじゃ、もう先へとみんな踏み出してるんだなとは感じる。
その上でのこのツアーっていうのは、なんだったのかなと感じれば、
正真正銘「DOZING GREEN」のためのツアーだったんだと俺は思う。
過去からの延長線ですべて彼らのライブは来ているので、THE MARROW OF A BONEの先を知ることが出来ると思う。また違う扉へと手をかけたって感じ。
分かりやすい奇をてらったライブではないんだけど、過去の曲とかを混在させることで、懐かしさよりも新しさを感じさせるのがすごいと思う。
だから、絶対ハラハラすると思うで。これから見る人にとっては。
次はもしかしたら行けないかもしんないけど、すごく活力を与えてくれる彼らのライブを持って、夏休みを終われたのはいい思い出でした。
さよなら。

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