新緑の奥多摩、鳩ノ巣〜白丸ダムへ至る渓谷、
ベーカリーの売り場について回遊のし易さ、導線とか細やかに言う人がいるが、売り場の作り、什器の大きさなど一切関係ない。確かに店内を想い通りに動けたらストレスは感じず、買い物はし易いが、売れている店に限ってそんないい加減なセオリーを考えて売り場を作っている店は皆無に近い。インストアーベーカリーが高さ、角度、スノコとの関係、照明、導線など蘊蓄を語りながら売り場を作るが、繁盛しているインストアーベーカリーはいくつあるのか。札幌の「どんぐり」は売れています。
そんな事より、大切なのは、商品が美味しいか、サービスがどうか、厨房の動きがどうか、お客様の来店数に応じて焼き上げ・陳列がタイミング良くできているか、そんな所で売上が決まる。クソまずい食パンを並べながら、今だにメロンパンを並べながら、店つくりが同のこうの言ってもお客様が増える訳ないだろう。最近流行りの「ボーと生きてんじゃねーよ」ですね。
商品をどーこー言っても冷凍生地じゃ、それも仕入れの冷凍生地じゃ、自慢にゃならんだろ。
売り場などみかん箱を重ねただけで立派な平台になる。その上にどこにも負けない美味しい食パンを並べれば、お客様の列ができる。
売り場だけ立派、商品はお粗末、サービスは無い、「いらっしゃいませ」も「有難うございます」も無い、厨房はパートの天国、のんびり、間違いだらけの作業、これじゃ売上を求める方が間違っている。生地の扱いも冷凍生地とスクラッチ生地の違いも分からず、一人1日4万円程度の売上作りきり出来ないパート従業員を飼っているスーパーが多すぎる。先日の府中分倍河原のスーパーなどこの典型で、
スクラッチベーカリーで一人1日8万円、これが冷凍生地であれば12万円位売上ないと利益は出ない。
さらに夕方は焼かない、袋つめした商品の安売り、これではお客様が増える要素、ありますか?