Pains パリの味

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ベーカーテクノサービス

ベーカリーコンサルタントinハバロフスク

2011-10-14 18:03:09 | Weblog
今日ハバロフスクから帰りました。
寒々とした町、美人が多いが笑顔が無く、マネキンが歩いているような、不気味なロシアを味わってきました。二度目の訪ロは絶対ありません。

 ホテルはインターネットが繋がらず、風呂、トイレは壊れていて、水は流れず、暖房は効かず、バスタオルは無く、ドアは外からこじ開けた形跡が在り、安心して寝ていられないホテルでした。

 町並みは建物が古く、道路は舗装が悪く、車はかなり古い日本車が多く、バスは20年も使っているようなボロボロで、これが経済発展著しいロシアの現実の姿かと思うと、哀れになりました。中国は豊かさが末端まで行き渡ろうとしていますが、ロシアはほんの極一部の人たちしか、豊かさを享受できていない事が明らかになりました。プロレタリアの国であったはずが、一部のブルジョアの国に成ってしまっている事、ロシア革命以前に戻ってしまった様です。

指導者が悪い、今回の通訳がいった言葉、誰が大統領になっても変わらない、でした。

今回お邪魔した会社の社長も、従業員を人として扱わず、1日14時間以上働かして尚、ロシア人は働かないと嘯く、従業員が直ぐやめてしまうと我々に泣きつく、劣悪な経営者でした。初日から私に何もしていない、何も得ていないと批判的な言葉を吐き、私の仕事に満足していない様子でした。どうも中国で見てきた、Bread Talk と同じ形態の店を作りたいと考えていた様子で、それと同じ形を1週間で作ることを望んでいたのではと今想像しています。しかし、初日にこちらから何が欲しいのか、どの様なことを提案すれば良いのか訪ねていたにも係わらず、その問いに一切答えず、挙句の果てに、何もしていない、呼ばわりされては黙ってはいられず、今朝社長を怒鳴りつけ、黙らせ、帰国しました。

パン作りの資格?通信教育で資格が取れる?嘘を言うな。1週間でパンが作れるようになったら、苦労しません。