~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

『のだめカンタービレ』でもコミカルな「魔法使いの弟子」

2010-04-29 08:00:01 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今回は、『のだめカンタービレ』最終楽章(前編)で使われた曲、デュカスの「魔法使いの弟子」についてです。

映画では、千秋真一が代役をした「ル-・マルレ・オーケストラ」の2曲目として演奏していました。
(1曲目はぼろぼろの「ボレロ」でした。)
また、同時進行の別シーンとして、のだめがおもちゃのヨットを追いかけ、池に落ちた時のBGMとして使われていました。

この曲、中学生のときだったか、音楽の教科書にストーリーが載っていて、学校でも聞いたような記憶があります。

さて、デュカス作曲交響詩「魔法使いの弟子」。ディズニーの長編アニメ『ファンタジア』を観る前に聴くのと観た後に聴くのとでは、この曲のイメージが豹変します。

観る前は何かこんなイメージかなと適当に想像しながら聴いていましたが、
観た後では、この曲が始まるとミッキーが扮する魔法使いの弟子と箒が何本もバケツを持って歩いているシーンがはっきりと目に浮かんできます。

本当にこの「魔法使いの弟子」はよくできた曲です。
そして、このアニメのために、デュカスさんが作曲したかのようにさえ感じます。

ファンタジアで演奏しているのは、レオポルド・ストコフスキーさん指揮のフィラデルフィア管弦楽団です。
(実際に映画の中に登場します。)
そして、このアニメで演奏される「魔法使いの弟子」は、デュカスさんの原曲ではなく、ストコフスキーさんの編曲版になります。

私も、この曲は、サイモン・ラトルさん指揮、ベルリンフィルの2005年ピクニック・コンサートの映像と、
ユージン・オーマンディさん指揮のフィラデルフィア管弦楽団のCDを持っていますが、
それらより、『ファンタジア』でのストコフスキーさんの演奏の方が、ずっと印象的です。


『ファンタジア』は、その他にも楽しいアニメと楽しい演奏でいっぱいです。
映画で2回ほど観た後、1991年11月に、レーザーディスクで購入(7300円)しました。

(写真はレーザーディスクとおまけに付いてきた魔法使いのミッキーのキーホルダーです。
キーホルダーはまだ現役で使っています。さすがに20年近くなりますので、色もはげて来ました。)


そして、最近DVDを購入しました。何と、500円です。(正規版を買いたかったのですが、あまりに高すぎました。)
何という時代になったのでしょうか。

ファンタジア 【日本語吹き替え版】 [DVD] ANC-003
1 トッカータとフーガ ニ短調
2 組曲「くるみ割り人形」
3 魔法使いの弟子
4 春の祭典
5 田園交響曲
6 時の踊り
7 禿山の一夜
8 アヴェ・マリア


でも、『ファンタジア』は、そして、その中の「魔法使いの弟子」は特に、お勧めです!

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