浅田真央さんも笑顔！リストの「愛の夢」

私（おじさん）の音楽日記です。

フィギュアスケートの全日本選手権で、浅田真央さんがやっと笑顔を見せてくれました。
本当によかったですね。
それで、今日はそのお祝い？に、真央さんがフリーで使用した曲、
フランツ・リストが作曲した「愛の夢」第3番を紹介したいと思います。

この曲、ピアノ曲の中でも最もポピュラーな名曲のひとつです。

「愛の夢」は、フランツ・リストが作曲した3曲から成るピアノ曲で、
3つの夜想曲（ノクターン）という副題を持っています。
特に第3番が有名で、この曲だけ演奏されることが多いのです。
それで、第3番をつけずに単純に「愛の夢」というと、この第3番の曲になるわけです。

ただ、もともとは歌曲として作曲した3つの曲を1850年にリスト自身がピアノ独奏版に
編曲したものだそうです。

この第3番はロマンチックで甘美なメロディが優しく奏でられますが、
華やかで技巧的なフレーズがあり、演奏するのは有名な割には少し難しい曲のようです。
ピアノ曲としてだけでなく、いろいろな楽器やオーケストラ用に編曲される名曲で、
結婚式でもよく使われますね。


さて、私の音楽ライブラリーとしては次の通りです。

　【１】ユリ・ブーコフ（ｐ）（ＬＰ）
　【２】宮沢明子（ｐ）（ＣＤ）
　【３】ヴァディスワフ・ケンドラ（ｐ）（ＣＤ）
　【４】エフゲーニ・キーシン（ｐ）（ＦＭから録音）
　【５】ポール・モーリア指揮　ポール・モーリア・グランド・オーケストラ（ＬＤ⇒ＤＶＤ－Ｒ）


私がよく聴く（観る）のが、【５】のポール・モーリアさんの指揮によるレーザーディスク
『ポール・モーリア　クラシカル・エレガンス』（今はＤＶＤにダビングしたもの）です。

いわゆる環境ビデオ的なもので、フランスのロワール地方の古城をめぐる映像に
ポール・モーリア・グランド・オーケストラによるクラシックの音楽がＢＧＭで流れます。

甘いムード・ミュージックもいいものです。


さて、フィギュア・スケートの話題に移りますが、
今回の全日本選手権は、なかなか見ごたえのある大会でした。
男女ともにですが、特に女子は若い子の成長が著しく、
（村上佳菜子さんはすごかったですね！）
真央さんもひょっとしたらダメかも．．と思うくらいでした。
それだけに、家内や娘を含めファンの皆さんはほっとしたようです。

来年（といっても今シーズンですが）開催される世界選手権代表は
女子が、安藤美姫さん（使用曲）、浅田真央さん、村上佳菜子さん、
男子は、小塚崇彦さん（使用曲）、織田信成さん（使用曲）、高橋大輔さん
が選ばれました。

結果的には、全日本選手権で表彰台に立った人たちになった訳ですが、
代表の選手の皆さん、若い選手たちのためにも、世界選手権、頑張ってください！
応援しています。