セルジュ・チェリビダッケさんの「展覧会の絵」（ビデオ）

私（おじさん）の音楽日記です。

先週、ロック版の「展覧会の絵」を紹介しました。

ロック版を観た後は、さすがに純粋なオーケストラ演奏を聴きたくなりました。
それで、セルジュ・チェリビダッケさんが指揮した「展覧会の絵」を録画したビデオ（ＤＶＤ）を取り出しました。

１９８０年４月にセルジュ・チェリビダッケさんがロンドン交響楽団と来日した時の演奏会です。
ＮＨＫの”思い出のシンフォニー”という番組で放送されたものを録画しました。


ムソルグスキー／（ラヴェル編曲）組曲「展覧会の絵」
　　指揮：セルジュ・チェリビダッケ
　　管弦楽：ロンドン交響楽団
　　収録：1980/04/18
　　会場：ＮＨＫホール


チェリビダッケさんの指揮は、ゆっくりなものが多いのですが、
この「展覧会の絵」も間を置いた本当にゆっくりな演奏です。


私が持っているチェリビダッケさんの「シェエラザード」（こちら）はＣＤで、いつも夜寝る時に聴いているので、聴く条件が違っているのですが、「シェエラザード」は聴いていると少しイラっとくることがあります。

でも、この「展覧会の絵」はぜんぜん気になりません。
映像を観ながら聴いているからかもしれませんが．．．

むしろ、このゆっくりさ加減が気持ちよく聴こえてきます。

演奏時間は４０分程。
チェリビダッケさんの指揮姿も、見ものです。
　

本当に素敵な「展覧会の絵」でした。

確かに”思い出のシンフォニー”という番組で放送されるだけある、なかなか素敵なオーケストラ演奏だと思います。


でも、”思い出のシンフォニー”という番組が途中で”思い出の名演奏”という番組名になったのはいいのですが、いつの間にかその番組もちっとも放送されなくなってしまいました。
さびしいです。

いろいろな名指揮者の名演奏をもっともっと聴きたいです。
　
　

さて、このチェリビダッケさんの「展覧会の絵」は、名演だけあって、ＤＶＤでも販売されています。

なかなかの聴きもので、本当にお奨めですよ。