私(おじさん)のIT日記です。
今日はマイクロソフト・ワードのtips第3弾で、マウスを使わずにキーボードだけで図形を選択したり、入力したりする方法についてまとめています。
これから紹介する方法は、ワード2010および2013を前提にします。
(ワード2007ではキーボードだけで図形の選択や入力は不可能かも知れません)
キーボードだけで選択・入力する方法は、マウスを持たない時のノートパソコンで有効ですが、それ以上に、マウスを使えない視覚障害者がキーボードだけで図形操作をするのにも有効だと思います。
まず、図形を選択する方法です。
先日紹介した
・マイクロソフト・ワードでの重なり図形の選択方法(こちら)
・マイクロソフト・ワードで複数個の図形を選択する方法(こちら)
に書いた(3)の方法が有効で、マウスのクリックの代わりにキーボードの[enter]キーで確定させます。
具体的な手順を記します。
(a)図形があるページで、[alt]キーを押し”リボン”上の”ホーム”タブに移り、[tab]キーを何回か押して【選択】まで行き[enter]キーを押します。
(b)【選択】の中の《オブジェクトの選択と表示》を指定すると、新たにウィンドウが開いてページ内の図形名が表示されます。
(c)上下キーなどで選択したい図形名まで移り、[enter]キーを押します。
これで、該当する図形が選択状態になりますので、一度[esc]キーを押して文書側に制御を移します。後は[アプリケーション]キーなどで図形のプロパティを出して編集すればいい訳です。
一般的に読み上げソフト(スクリーンリーダー)は文書中の図形を読んでくれません。
でも、リボンの《オブジェクトの選択と表示》のウィンドウの中では、図形名を読み上げてくれるので図形を選択することが可能になるということです。
次に、複数個の図形を選択する方法です。
一つ目の図形を選択するのは、上の(a)から(c)までの手順で進めます。
そして、そのまま制御を文書側には移さずに
(d)上下キーで次に選択したい図形名まで移り、[ctrl]キーと[shift]キーを押しながら[enter]キーを押します。それを複数回繰り返して、選択したい図形をすべて選択します。
その後は、文書側に制御を移し図形の編集するのは上と同様です。
さて、最後は図形の入力方法です。
マウスを使える場合は”挿入”タブの【図形】から図形を選び、文書中に左上から右下までドラッグすればそのゾーンの大きさで挿入されます。
でも、マウスを使えないとなるとこの方法は不可能です。
それでは、キーボードだけで図形を挿入する方法を記します。
(a)図形を挿入したいページで、[alt]キーを押し”リボン”の”挿入”タブに移り、[tab]キーを何回か押して【図形】まで行き[enter]キーを押して図形一覧を表示します。
(b)矢印キーで挿入したい図形まで移ります。
一覧表の図形についても、読み上げソフトがその図形名を読み上げてくれます。
(c)該当する図形のところで、マウスでクリックする代わりに、[ctrl]キーを押しながら[enter]キーを押します。
そうすると、ページの中心部に、該当する図形が選択状態で初期形状(大きさや色など)で置かれます。
後は、矢印キーで置かれている場所を動かしたり、[アプリケーション]キーで図形のプロパティのダイアログボックスを出して、位置やサイズ、その他色などを変更すればいいわけです。
もちろん一旦選択を解除しても、《オブジェクトの選択と表示》で選択して編集することができます。
ワード2007では残念ながらこの方法が効きません。
ワード2010および2013では辛うじて出来ましたが、この方法も正式にサポートされている訳ではないのかも知れません。
でも、2010、2013では操作できるのですから、使えるものは使うでいいのではないでしょうか。
キーボードだけで操作するのは結構大変ですが、案外使えると思います。
今日はマイクロソフト・ワードのtips第3弾で、マウスを使わずにキーボードだけで図形を選択したり、入力したりする方法についてまとめています。
これから紹介する方法は、ワード2010および2013を前提にします。
(ワード2007ではキーボードだけで図形の選択や入力は不可能かも知れません)
キーボードだけで選択・入力する方法は、マウスを持たない時のノートパソコンで有効ですが、それ以上に、マウスを使えない視覚障害者がキーボードだけで図形操作をするのにも有効だと思います。
まず、図形を選択する方法です。
先日紹介した
・マイクロソフト・ワードでの重なり図形の選択方法(こちら)
・マイクロソフト・ワードで複数個の図形を選択する方法(こちら)
に書いた(3)の方法が有効で、マウスのクリックの代わりにキーボードの[enter]キーで確定させます。
具体的な手順を記します。
(a)図形があるページで、[alt]キーを押し”リボン”上の”ホーム”タブに移り、[tab]キーを何回か押して【選択】まで行き[enter]キーを押します。
(b)【選択】の中の《オブジェクトの選択と表示》を指定すると、新たにウィンドウが開いてページ内の図形名が表示されます。
(c)上下キーなどで選択したい図形名まで移り、[enter]キーを押します。
これで、該当する図形が選択状態になりますので、一度[esc]キーを押して文書側に制御を移します。後は[アプリケーション]キーなどで図形のプロパティを出して編集すればいい訳です。
一般的に読み上げソフト(スクリーンリーダー)は文書中の図形を読んでくれません。
でも、リボンの《オブジェクトの選択と表示》のウィンドウの中では、図形名を読み上げてくれるので図形を選択することが可能になるということです。
次に、複数個の図形を選択する方法です。
一つ目の図形を選択するのは、上の(a)から(c)までの手順で進めます。
そして、そのまま制御を文書側には移さずに
(d)上下キーで次に選択したい図形名まで移り、[ctrl]キーと[shift]キーを押しながら[enter]キーを押します。それを複数回繰り返して、選択したい図形をすべて選択します。
その後は、文書側に制御を移し図形の編集するのは上と同様です。
さて、最後は図形の入力方法です。
マウスを使える場合は”挿入”タブの【図形】から図形を選び、文書中に左上から右下までドラッグすればそのゾーンの大きさで挿入されます。
でも、マウスを使えないとなるとこの方法は不可能です。
それでは、キーボードだけで図形を挿入する方法を記します。
(a)図形を挿入したいページで、[alt]キーを押し”リボン”の”挿入”タブに移り、[tab]キーを何回か押して【図形】まで行き[enter]キーを押して図形一覧を表示します。
(b)矢印キーで挿入したい図形まで移ります。
一覧表の図形についても、読み上げソフトがその図形名を読み上げてくれます。
(c)該当する図形のところで、マウスでクリックする代わりに、[ctrl]キーを押しながら[enter]キーを押します。
そうすると、ページの中心部に、該当する図形が選択状態で初期形状(大きさや色など)で置かれます。
後は、矢印キーで置かれている場所を動かしたり、[アプリケーション]キーで図形のプロパティのダイアログボックスを出して、位置やサイズ、その他色などを変更すればいいわけです。
もちろん一旦選択を解除しても、《オブジェクトの選択と表示》で選択して編集することができます。
ワード2007では残念ながらこの方法が効きません。
ワード2010および2013では辛うじて出来ましたが、この方法も正式にサポートされている訳ではないのかも知れません。
でも、2010、2013では操作できるのですから、使えるものは使うでいいのではないでしょうか。
キーボードだけで操作するのは結構大変ですが、案外使えると思います。