~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

”江戸東京博物館”の「大浮世絵展」と「東海道五拾三次」展

2014-01-20 07:30:22 | 美術
私(おじさん)の美術日記です。

先週、上野で見かけた”名所江戸百景”のことを書きましたが、12日の日曜日に”江戸東京博物館”へ行って、たくさんの浮世絵を観てきました。

2月になったら、ゆっくりと「大浮世絵展」を観に行こうと思っていたのですが、
今、常設展内で「東海道五拾三次」展をやっていることが分かり、急遽、出掛けることにしたのです。 

両国駅に着くと、大相撲が始まったということで、駅そして駅前が大賑わいでした。
大相撲の観戦客に交じって、あわただしく昼食をとってから”江戸東京博物館”に向かいました。

  

1階のチケット売り場に行くと長蛇の列です。
3階にもチケット売り場があるので、3階まで上りました。
3階のチケット売り場は屋外で並ばなければいけないのですが、1階のチケット売り場よりいくらか列は短かったです。
ただ、3階ではクレジットカードを使えないのでご注意を!
 

さて「大浮世絵展」は1階です。
入り口から、もの凄い人、人、人でした。
三日連休の中日ですから、確かに美術館や博物館に行くには一番いい日です。

1時間ちょっとで観回れそうな展示に2時間半ほど掛かってしまいました。
それで「常設展」の方の時間が大幅に食われてしまいました!

少し休んでから、急いで「常設展」のある6階へ上りました。
 

「常設展」は以前仕事で訪れています。(こちら)
家内は初めてでしたが、時間の関係で「東海道五拾三次」展を先に観ました。

「大浮世絵展」はもちろん写真撮影禁止ですが、嬉しいことに、「常設展」の方はフラッシュを焚かなければいたる所で写真撮影が可能です。

  

「東海道五拾三次展」で面白かったのは、”蒲原 夜の雪”の2枚の浮世絵でした。


上は初刷り、下は後刷りとのこと。

上下、どちらが夜の風景にふさわしいでしょうか?と問われれば、下かも知れませんが、


私は、絵として、そして夜であっても雪明りで夜空まで明るい、初刷りの方が好きです。



その他の「常設展」はほとんど駆け足で廻っただけに終わりました。
孫がもう少し歴史が分かるようになったら連れてきて話をしながら廻りたいなーと思いながら...
 

「大浮世絵展」は混んでいたことで、「常設展」は時間が無く気が急いたことで、とても疲れてしまいました。
でも、”浮世絵”を堪能して、満足な疲れでした。
 
 

「大浮世絵展」情報
 場所:江戸東京博物館1階
 期間:2014年1月2日(木)~2014年3月2日(日)

特別展示「東海道五拾三次-江戸の旅事情 お伊勢参りと物見遊山-」情報
 場所:江戸東京博物館5階
 期間:平成26年1月2日(木)~平成26年2月2日(日)

観覧料 :特別展・常設展共通券 1520円
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
 

※閉館日や個別の観覧料など詳細は”江戸東京博物館”のHPを参照してください。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/