先週の火曜日の朝のこと、何故か頻繁にトイレ通い
でもその日はお稽古の日、何か悪いものでも食べたのかな、と思いながら掃除してお稽古しました。
お稽古も終わりお茶の時間となり、
「胃の調子が悪いので、私はコーヒー飲みませんけど。」
と言いながら皆さんにコーヒーとお菓子を用意していたその時、一人の生徒さんが「今、胃腸の風邪が流行ってるらしいですね、大丈夫ですか?」とおっしゃるではありませんか!
「えーっ、そうなの?」と言いながら頭の中では
私はとにかく胃腸の風邪に弱い、きっとそれにかかったに違いない、皆さんに移ったらどうしよう、お茶を中止にした方がいいかな、でも今更、、、いやみんな食べたくないかも移りたくないよね~
といろいろな思いがぐるぐるぐるぐる交錯するも、そのままずるずると一時間半もお茶してしまったのでありました。
それから本格的にダウン、微熱も出て、三日間トイレ通いが止まらず
布団の中で苦しみ様々な雑念がわく中、「あ~、皆さんに移っていたら申し訳ない。」と言う思いもひょこひょこ顔を出すのでした。
ん~、もし移っていたら皆さま本当に申し訳ございません。
さて、三日間くらいはうとうとと寝てばかりでしたが
四日目あたりから久しぶりに本でも読もうかみたいな気持ちになり本棚へ。
Amazonで買ってはいたものの、翻訳されている最後の本だしなぁと大事に(?)取って置いたフロストシリーズの『冬のフロスト』を読むことに。
海外ミステリー愛好家の間では人気のあるフロストシリーズですが
残念ながら著者R.D.ウィングフィールドさんは、お亡くなりになられてしまいました。
確か翻訳されていない本がもう一冊はあるらしいのですが、今の所読むことが出来るのはこの『冬のフロスト』で最後です。
しかし、分厚い、しかも上下、気合を入れないと読めないです。
う〜、でもこれが読み出したら止まらない。
一度にいろいろな犯罪が起こるモジュール型のこのミステリーは、あっちもこっちもあーなったりこーなったりで厭きることなく読み進める代わりに
最後の最後までほとんどの事件の犯人が捕まらないので、
終わりの方はもう半分拷問と言ってもいいくらいにぐわーっと読み過ぎてくたくたに疲れます。
そして、今回も下卑たジョークを飛ばしよれよれのスーツ、シミのついたネクタイでブルドーザーのようにドドドドッと事件に立ち向かっていくフロスト警部は健在です。
序盤で、幼児誘拐殺人事件、娼婦惨殺事件、数十年前の人骨発見、「怪盗枕カバー」なるコソ泥の出現、コンビニ強盗、よくもまぁこんなに次から次へととあきれるくらいに事件は起こるのですが
年中人手不足のデントン署では、そのすべての事件がフロストの肩にのしかかってくるのです。
対面ばかり気にするけちん坊のマレット警察署長に嫌味を言われつつ、
箸にも棒にもかからないイモ兄ちゃん事モーガン刑事に足を引っ張られつつ
哀れな被害者に寄り添いながら寝食忘れて事件を解決するフロスト。
出世にもお金にもこれぽっちも興味が無く、あるのはただただ被害者たちへの愛と事件の解決のみ。
格好(中身は)いいし愛すべきキャラクターです。
これで全て現在翻訳されているフロストシリーズを読んでしまったと思うと、一抹のさみしさはありますが
忘却(最近とみに)と言う素晴らしい機能を持っているわたくしの頭脳、これからも何度でも読める、と思っています。
(でもちょっとフロストさんモーガン刑事に甘過ぎない?彼はきっと永遠に独り立ちできないと思います。)
でもその日はお稽古の日、何か悪いものでも食べたのかな、と思いながら掃除してお稽古しました。
お稽古も終わりお茶の時間となり、
「胃の調子が悪いので、私はコーヒー飲みませんけど。」
と言いながら皆さんにコーヒーとお菓子を用意していたその時、一人の生徒さんが「今、胃腸の風邪が流行ってるらしいですね、大丈夫ですか?」とおっしゃるではありませんか!
「えーっ、そうなの?」と言いながら頭の中では
私はとにかく胃腸の風邪に弱い、きっとそれにかかったに違いない、皆さんに移ったらどうしよう、お茶を中止にした方がいいかな、でも今更、、、いやみんな食べたくないかも移りたくないよね~
といろいろな思いがぐるぐるぐるぐる交錯するも、そのままずるずると一時間半もお茶してしまったのでありました。
それから本格的にダウン、微熱も出て、三日間トイレ通いが止まらず
布団の中で苦しみ様々な雑念がわく中、「あ~、皆さんに移っていたら申し訳ない。」と言う思いもひょこひょこ顔を出すのでした。
ん~、もし移っていたら皆さま本当に申し訳ございません。
さて、三日間くらいはうとうとと寝てばかりでしたが
四日目あたりから久しぶりに本でも読もうかみたいな気持ちになり本棚へ。
Amazonで買ってはいたものの、翻訳されている最後の本だしなぁと大事に(?)取って置いたフロストシリーズの『冬のフロスト』を読むことに。
海外ミステリー愛好家の間では人気のあるフロストシリーズですが
残念ながら著者R.D.ウィングフィールドさんは、お亡くなりになられてしまいました。
確か翻訳されていない本がもう一冊はあるらしいのですが、今の所読むことが出来るのはこの『冬のフロスト』で最後です。
しかし、分厚い、しかも上下、気合を入れないと読めないです。
う〜、でもこれが読み出したら止まらない。
一度にいろいろな犯罪が起こるモジュール型のこのミステリーは、あっちもこっちもあーなったりこーなったりで厭きることなく読み進める代わりに
最後の最後までほとんどの事件の犯人が捕まらないので、
終わりの方はもう半分拷問と言ってもいいくらいにぐわーっと読み過ぎてくたくたに疲れます。
そして、今回も下卑たジョークを飛ばしよれよれのスーツ、シミのついたネクタイでブルドーザーのようにドドドドッと事件に立ち向かっていくフロスト警部は健在です。
序盤で、幼児誘拐殺人事件、娼婦惨殺事件、数十年前の人骨発見、「怪盗枕カバー」なるコソ泥の出現、コンビニ強盗、よくもまぁこんなに次から次へととあきれるくらいに事件は起こるのですが
年中人手不足のデントン署では、そのすべての事件がフロストの肩にのしかかってくるのです。
対面ばかり気にするけちん坊のマレット警察署長に嫌味を言われつつ、
箸にも棒にもかからないイモ兄ちゃん事モーガン刑事に足を引っ張られつつ
哀れな被害者に寄り添いながら寝食忘れて事件を解決するフロスト。
出世にもお金にもこれぽっちも興味が無く、あるのはただただ被害者たちへの愛と事件の解決のみ。
格好(中身は)いいし愛すべきキャラクターです。
これで全て現在翻訳されているフロストシリーズを読んでしまったと思うと、一抹のさみしさはありますが
忘却(最近とみに)と言う素晴らしい機能を持っているわたくしの頭脳、これからも何度でも読める、と思っています。
(でもちょっとフロストさんモーガン刑事に甘過ぎない?彼はきっと永遠に独り立ちできないと思います。)