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警備の仕事1(適正と特徴)

2015-08-20 17:47:51 | 警備日記
 4月末から理由があって警備員の仕事をしている。3カ月経って多くの興味深いことを経験したので企業秘密に関わらない範囲で紹介したい。
このブログは随時加筆修正して即公開することを予めいっておきます。また、私の経験からの事実なのですべての警備会社に完全に当てはまるかは保障できません。

経験した警備は今のところ、1号警備:施設警備と2号警備:交通誘導、雑踏警備である。

 今、世間で人手不足の職種は「警備」、「介護」、「運輸」でこの中で体力さえ人並みにあればすぐになれるのが「警備」と言われており、事実私もすぐに就職できた。ただ、人の生命や財産を守る仕事のために「借金のないこと」、「犯罪歴のないこと」、「精神疾患がないこと」の公的な証明書が必要で当然ながら身元保証人も必要である。よって刑務所から出所したばかりだとか、住所不定のホームレスの人はなることはできない。
 また、100%立ち作業なので腰痛などの持病のある人はできない。排泄も自由にできないので多尿や下痢症の人も無理である。暴飲暴食の習慣がある人もダメである。食事には栄養バランスや量に神経を使い、整腸剤や胃薬で胃腸を整えることは必須である。
 夜勤や24時間勤務がある場合が多く生活リズムも乱れやすい(睡眠時間、食事時間)のでそれを自己制御できない人も不適。
 ブルーカラー労働者であるが接客業でもあるので人と接することが嫌いな人、奇抜な容姿の人(ヒゲをはやしている、ネイルアート、マニュキュア、髪の毛を染めている、長髪、パーマ、厚化粧)はダメである。ただ、坊主頭やスキンヘッドはOKである。また、アクセサリーも原則NGでサングラス、指輪、ペンダント、ネックレス、ブレスレットも身につけることは禁止されている。結婚指輪のみはOK。
 必要免許資格は必須のものはないが車両誘導があるので自動車免許があったほうが優遇される。(但し、施設警備を機械警備で行う施設の場合は自動車免許は必須である)
 請負契約先の警備隊全体での協同作業なので協調性のない人は不適である。声掛けをする場面も多々あるので、声を出すことの苦手な人もダメ。また、仕事はジクゾーパズルのように役割分担されていている。そのため、余程の急病や不可避の事情がない限り休むことはもちろん遅刻も早退もできない。

よって「警備の仕事は」誰でもすぐできるといっても、かなりの制限があって、体力が人並み以上あって慢性疾患がなく、健康と生活リズムが自己管理できて、社会的にやましいところがなく清潔で容姿、服装が地味でまじめで(最低限)の協調性がある人間が向いていると言える。


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