ななごの部屋(リウマチとともに)それから

リウマチとともに歩みアクテムラのおかげで安定してきた私。もっと溢れるように生きたい☆2013/1/1開店☆

句碑巡り

2016年04月04日 | 文芸
雨のち曇り
午前中はリハビリに行き、
午後から熊谷市内4カ所の金子兜太の句碑巡りに参加した。
午後1時、市役所に集合。20人参加。バスに乗る。
行ってみれば、ほとんど同人誌の人たちだった。
もちろんご本人も参加。

最初は荻野吟子記念館へ
句碑はバスを停めてすぐのとこにある。

「荻野吟子の 命とありぬ 冬の利根」

利根川の土手は一面に菜の花が咲き濃い匂いを撒いている。
みんなで土手に登り利根川を眺めた。
今日の利根川は穏やかで、渡し船が見えた。
月曜だけど館内も見せてもらう。


次は根岸友山の古民家へ。
家の前に桜の木が一本。
その横に句碑がある。

「草莽(そうもう)の臣 友山に 春筑波嶺(つくばね)」

大きな敷地に古い建物がある。
ウグイスがしきりに鳴いている。
屋敷の駐車場の前には竹林が見える。

家に入り説明を受ける。
木造の古い建物は昔の造りで、
和室の周りに廊下があり、庭が見える。
池もある。
なんだか昔の子供の頃の家に似ている。

帰り際もウグイスがしきりに鳴いている。
先生はこの場所がとても気に入られたようだ。
熊谷駅をこちらへ持ってくるといいのでは?
と言っていた。
現在の位置は商業化されすぎている、とまで。
確かに、そういう一面もあるかもしれない。

次は文殊寺へ。
駐車場のところに歴代の住職の墓があり、
その手前に、松が植えてある。
それと並んで句碑はあった。

「行雲流水(こううんりゅうすい) 螢訪(おとな)う 文殊(もんじゅ)の地」

最後は除幕式をやった中央公園。

「利根川 と荒川の間(あい) 雷(らい)遊ぶ」


朝からの雨が止んで午後はゆっくり廻ることができた。




コメント
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