近頃、とみに記憶力が弱くなり、老人力のパワーが増している。目の前の現象に対して、固有名詞が出てこない。結果として、あれ、とかこれ、とか言う、無意味な代名詞が多くなってしまう。それとは別に、自分の思い込みに合わせて、現象を理解しようとすることも起こる。昨日もそんなことがあった。それはピラカンの実が赤くなっているのを見たときでした。強い印象を受けたのです。10月も半ばの今時、こんなに実が赤くなってはいないはず・・・ と言う思い込みがよぎったのです。このままで行くと、12月にならないうちに、実が熟し、食べられてしまう・・・ 自分たちがここに家を建て、ピラカンも実をつけ始めた20数年前には、ピラカンの実は、1月も末に熟し、ムクドリがある日いっせいに食べていたものでした。それがだんだん早くなってきたことは事実です。特に自分たちが名古屋に行っていた4年間に季節が早くなっていたのかも知れません。自分たちの記憶では依然としてピラカンの熟すのは一月も末だとの記憶があったのですが、昨年の写真を見ると、10月の中旬どころか、9月の末には実が赤くなり始めていますし、その前の年も同じ時期には、赤くなっています。それどころか、04年には同じ時期に、ピラカンのみならず、かりんまで黄色く色づき初めています。03年では、10月の写真はありませんが、11月3日付の写真があり、真っ赤に色づいたピラカンの実が撮影されています。このことを総合すると、どうも今年、ピラカンの実は、熟すのが早くなったのではなく、却って遅くなっているのでは無いかと言う、疑問を持たざるを得なくなりました。明日からも晴天が続くと予報されえていますが、9月末から、今月始の曇り空は異常でした。そういえば5月にも五月晴れは無かったですよね・・・ 素人考えからすると、まるで夏が5月から10月までの半年間に及び、3ヵ月毎の四季が、まったく崩れてしまったような気がします。同じ時期、小菊の様子を比較してみると、今年の小菊は昨年に比較して、五分の一位しか、花がありません。今まで一番先に咲いていた真っ白い小菊は、今年は陰も形もありません。小菊などに関しては、今年の方がまめに手入れをしていた自信があります。しかしこの結果をどのように考えたらよいのでしょう。バラに関しても昨年に比較すると、花の数はもとより、大きさも、咲いた色合いも、まったく不十分です。何がいけなかったのでしょう?? 来年回復するすべはあるのでしょうか。何をしたらよいか、教えてもらえるところはないでしょうか。祈りたい気分です。今年も京都へもみじを見に行きたいと思っています。こんな状況で今年のもみじはどうなるのでしょう。単純に考えれば遅くなることが予想はされます。昨年は12月3日から6日に行っています。昨年は4・5日遅かったです。しかしこのころがピークでしょう。とすると今年は12月1から4日、出来なければ3日。一日短縮しても決行するか・・・ 若干ホテルは高くなるが・・・
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