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なだしお事件 覚えていますか???

2008-02-19 20:21:38 | メディアから
防衛省になったとはいえ海上自衛隊は何と呼ぶのだろうか。海軍なのだろうか??良く分からなかったので、防衛省の組織を調べてみると、驚いたことに、今でも海軍や陸軍は存在せず、航空自衛隊、海上自衛隊であるらしい。夕刊には衝突した海上自衛隊 最大・最新の艦である「あたご」の艦首部分(それも右側)に生々しい傷か付いている写真が掲載されているが、防衛省のHPには 「海上自衛隊護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事案について(続報:1230現在)」として下記の文章がUPされている。以下引用・・・これは20時少し前の状況です
1.概要
(1)発生時刻:
19日午前4時7分
(2)場所:
千葉県房総半島野島崎沖合
(3)状況:
漁船「清徳丸」(せいとくまる:新勝浦市漁協所属。乗員2名(親子))は2つに割れ、浮いている。
2.対応
(1)護衛艦「あたご」内火艇3隻にて「清徳丸」乗員の捜索を開始するとともに、海上保安庁等に対して連絡。

(2)現在、自衛隊より、自衛艦6隻(その他小型舟艇6隻も活動中であり、更に2隻が現地へ向かっている)、固定翼機1機、ヘリコプター4機の他、海上保安庁の巡視船等が協力して捜索を継続中。

3.自衛隊の捜索態勢
護衛艦「あたご」、「いかづち」、「はるさめ」、「しらゆき」、試験艦「くりはま」、敷設艦「むろと」その他内火艇等小型舟艇6隻、(更に、護衛艦「あけぼの」、「はまぎり」が現地へ航行中)固定翼機(海上哨戒機)1機ヘリコプター4機

4.その他
10時10分より、江渡防衛副大臣が現地(千葉県勝浦市)に入って対応を実施中。

※午前6時18分に、防衛事務次官を長とする「連絡・対策室」を設置

これは、午前9時に官房長官が記者会見で発表したこと以外は、全く述べられていない。海上自衛隊、あるいは防衛省は積極的に国民に知らせる積りは全く無いのだろう。もう二十年以上前になるが、東京湾で潜水艦なだしおが釣り船と衝突沈没させ釣り客30人以上を殺した事件があった。あの時も注意義務は潜水艦側にあり、救助義務も潜水艦にあったにも係らず、乗組員が全く救助活動をしなかったと非難されていたことを思い出す。今回も事故の起きた時間帯は漁船や貨物船の多く集中する時間帯であるという。そして本来護衛艦は、ブリッジに正面の監視と両サイドの監視を3人で行い、勿論近くの海を監視するレーダーも備えられている。いくら小さな漁船だとはいえ、航海灯は付いているはずである。そして右側に舟を見つければ回避義務はその船、今回は「あたご」にあるという。なだしお事件の時も盛んに言われていたが、自衛艦は回避義務は民間にあると勘違いしているのではないか。少なくとも、自鑑が気が付いていれば警報を鳴らすことも出来ているはずである。そしてもしその場で救助艇をおろしていればあるいは漁船の乗組員を発見する事も出来たかもしれない。勿論衝突と同時に海に跳ね飛ばされ、そのまま沈んでしまった可能性は大きいだろう。しかし、午前8時頃のTVによる、中継場面を見ていると、「あたご」の内火艇が海面に下ろされ活動している様子は見えない。そして、このBLOGをUPする23時20分になっても、防衛省のHPには何の変化もない。きっと勤務時間が終えて係員は家庭に帰っているのだろう。国民は誰が守っているのだろう。国民の心配を、率先して解消するのも、防衛ではないのか・・ 昔 帝国陸・海軍は統帥権は天皇にありとして、暴走したといいます。防衛庁が防衛省になり、おたく大臣に統治されているそうです。今防衛省に勤める御役人は、接待ゴルフと退官後の天下り先確保のみが、自己の行動基準なのでしょうか、あるいは今回ハワイからの帰りに事故がおきたことが象徴しているように、忠誠を誓う相手は、日本国民ではなく、アメリカなのでしょうか?? あたかも、沖縄の海兵隊員のごとく・・・
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