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パックインジャーナル 10月6日

2006-10-08 23:22:53 | メディアから
今日になってやっと、パックインジャーナルを見る時間が出来ました。あの北朝鮮の核実験実施宣言が大きな話題になっています。そして何処の国もそれを阻止する有効な手段を持っていないことが話され、10日頃までに実験を行うだろうと言うことが話されていました。この問題に関しては、昔から田岡氏が、北朝鮮に関しては、拉致問題とはレベルの違う問題であり、核問題を最優先で取り扱わねばならないといっていたことが現実味を帯びてきました。そして3年前に小泉・安部がピヨンヤンで行っていた両国の宣言がいかに重要であったかと、それをぼろを捨てるように投げ捨ててしまった、小泉・阿倍のステーツマンとしての見識の無さが、これほど明らかにされているケースは他に無いでしょう。特に安部に関して言えば、拉致被害者を全員帰国させネバといまだに言っています。しかしそれが出来たのはあの3年前になら出来たのかも知れませんが、今となっては全くのたわごとに過ぎません。むしろ、当時から田岡氏が言っていたように、拉致の問題は200人か300人に過ぎません。もし北朝鮮が核を持てば、何十万人の生命の問題となるといい続けてきました。勿論拉致された数百人の方々とそのご家族にとっては耐え難いことは間違いありません。しかし、数十万・数百万人の生命の危険と天秤にかけるのは余りに危険な賭けであり、その危険性を丁寧に説明して国民の理解をうる得る努力をすべきだったのだと思います。歴史にもしは有りませんが、3年前に米の数十万トンと、国交を回復していれば、北朝鮮の核開発は無かったわけであり、今日の核実験も起こりえなかったと考えれば、小泉・阿倍の判断の誤りはもっと追求されてしかるべきだと判断せざるを得ません。
もっとも、その小泉・安部を支持しているのは国民であり、今朝の新聞によれば、高齢者の税金とは社会保障費の負担増は、300万円を超えるくらいの所得の人が最大70万円を超える負担を求められていると言う。生活水準を3割も落とせという総理とその後継者を、相変わらず支持しし続けているのですから、あるいは自分の考えが間違えているのかなと思ってしまいます。
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