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西岡議長の読売への寄稿文全文 その二

2011-05-20 23:01:07 | 震災
承前

その一。首相はなぜ、3月11日以降、直ちに「緊急事態法」をまとめ、
立法化を図らなかったのか
多くの会議を作り、指揮命令系統をあえて混乱させてきました
これは、首相の責任を曖昧にして決断を延すための手法です
震災では、県市町村の長、職員、地元の消防団、消防署、警察官、東京消防庁
地域の民生委員、自衛隊のみなさんに並々ならぬご苦労をかけています
看過できないのは、首相が、10万人もの自衛隊員に出動を命じるのに、安全保障会議をひらかなかったことです
安全保障会議は、「国防と共に、重大緊急事態への対応に関する重要事項を審議する機関です
首相は法律を無視しているのです

その二。原発事故は、国際社会の重大な関心事です。首相が初動段階で、米軍の協力申し出を断ったことが大きな判断の誤りです
現時点でも、事故の収束について、首相には、なんの展望もないのです

その三。首相が、被災された東日本の皆さんのために、今の時点で、緊急になすべき事は、「8月上旬」などといわず、
避難所から仮設住宅、公営住宅の空部屋、賃貸住宅、とあらゆる手段を動員し被災された方々に用意することです
さらに、資金の手当、医療体制の整備が急務です


その四。また、首相の責務は、災害による破損物の処理です
この分別は予想以上に大変で、梅雨入りを迎えて緊急の課題です
さらに、新たな国土計画、都市計画、農林、水産業、中小零細企業再建の青写真、
新たな教育環境の創造等々、期限を切って方向性をまず明示すべきでした

その五。居住の場所から避難を強いられておられる方々は勿論、原発事故の収束に向かう状況について、
固唾を呑んで見守っておられる日本全国のみなさんに、正確で真実の情報を知らせるべきでした
原発が、案の定、炉心溶融(メルトダウン)を起こしていたではありませんか
私は、この事実を、東電も首相も、知っていたのではないかという疑いを持っています

その六。首相の政治手法は、全てを先送りする、ということです
この国難にあたっても、前段で指摘した課題のほとんどは、期限を明示しませんでした
批判が高まって、慌てて新たな工程表を5月17日に発表しましたが、予算の裏付けはありません
大震災に対する施策も、原発事故の処理費用も、新たな電力政策も、それらに要する財源は明らかでないのです
もし、それらが、政権担当能力を超えた難題なら、自ら首相の座を去るべきです
このままでは、政権の座に居続けようとするための手法と受け取られても弁明できないでしょう
あたかも、それは、「自分の傷口を他人の地で洗う」仕草ではありませんか

あと少し続きます 
 ソフトを利用せず一字づつキーボードで打っています書写にまさる読み方はないと信じて・・・・・

私は西岡議長を支持する
民主党の議員諸氏に言いたい
今の内閣は本当に国民のためにあるのか 真剣に考えて欲しい
このままでは一年経っても国民に希望は生まれない
西岡議長も言っている
よほどのことが起こったときに、余程の人間が我々の指導者ずらをしているのだ
民主党の議員諸氏よ 一刻も早く党の代表を変えよ これはあなたがたの責務だろう
菅総理を選んだのは国民ではない 直接的には民主党の議員なのだから・・・・・
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