気ままな日々を 思いつくままに

旅の様子や
今日の庭
思いついたことなどを
気ままに 気楽に綴ります

崖の上のポニョ

2008-08-21 23:35:41 | 生活の中で
崖の上のポニョ ご存知ですよね 宮崎駿の最新作。何でも監督自身が、5歳から80歳まで楽しめるといったとか、云わないとか。とにかくこれほど単純な物語はありません。海で拾った金魚を好きになった男の子が、人間になった金魚の女の子を好きになると言うだけのお話ですから・・・・ しかしその主な舞台に成っている所は、老人ホームです。男の子は宗介、母親の名はミサ、そして宗介の父親は、小金井丸の船長(小金井は宮崎駿のスタジオジブリのあるところで、いわばふるさとでもあるところだそうですが)金魚の両親は、海の支配者で昔は人間だったとの事。だから今の人間に、好意はもっていないらしい。だからポニョを奪回するためには、突然の嵐や、津波を起こす事には全く意に介さない。子供のポニョが人間に成りたいと望むが、その望みをかなえる条件はたった一つ。宗介が心変わりをしない事。こんな事を云われれば、宗介が心変わりをする条件は沢山あります。老人ホームの隣にある保育園には、女の子が沢山居ますし、宗介は人気者です。また宗介の母親のミサだって、半人半漁のポニョを家に連れてこられても、一向に動じません。不思議なことは沢山起こるけれど、それをあるがままに受け入れてくれます。またポニョの両親も、ポニョが逃げ出す時にしでかした大変な事には、一向に頓着しません。むしろ、ポニョが宗介の心変わりにより泡にならないかと心配しています。とにかく宗介は、海岸でポニョを助けた時からポニョ一筋。こんなに解りやすい物語はありません。ポニョの魔法で玩具のぽんぽん蒸気を大きくしても、魔法が効かなく成りぽんぽん蒸気が元の大きさに戻っても、全く動じません。ただ真直ぐ自分を信じて進んで行きます。そんなためでしょうか、中盤ポニョが海の支配者たる父親に奪還され、ポニョが半漁人になり、嵐に乗って宗介の元に向かう嵐の場面でも、劇場にいる子供たちも騒ぎもせずに見入っているようで有りました。yu-君がみんなで見られるならと選んだこのアニメを4人で見ました。今の映画館は座席も指定されているのですね。何十年振りかで入った映画館で、奥方とyukaサンは「北狐物語」以来だと話しておりましたから数十年ぶりに映画を見た事に成るのかも知れません。昨日は水曜日で「映画の日」との事で入場料も一人1000円でありました。自分のような高齢者となるといつでも1000円だと言う説もあります。これだけ楽しめるなら、これからも映画館へ通ってみようかな・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする