桐一のことを調べていたら、web桐生タイムスなる所が、8月1日に非常によくまとめた記事を配信しているのに出会った。 了承は取っていないが全文を引用させていただく
以下引用
桐一、甲子園辞退せず
2008.08.01
あす2日に開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場予定の桐生第一高校の2年生野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、日本高校野球連盟の西岡宏堂審議委員長は7月31日夕、「出場を直ちに差し止める必要はない」との認識を示した上で、1日午後2時からの全国理事会で出場の可否を最終決定する方針を示した。同校も出場を辞退しない意向で、認められる見通しだ。一方、同校や桐生市役所などには1日正午までに、市民らから出場をめぐる賛否の声が数多く寄せられるなど、波紋の大きさをうかがわせている。
31日午後6時から大阪市の高野連事務局で会見した西岡委員長は、別の部員の関与などについて同校が提出した報告結果をもとに、「強制わいせつは重大事件だが、関与したのは1人で、部活動と直接関係ない時間、場所で行われた」とし、「現時点で対外試合を差し止める必要はない」と述べた。
西岡委員長は「罪の軽重ではなく、一人の行為によって一生懸命練習に取り組んできたほかの生徒たちの夢を奪ってよいのか」と言及。2年前に兵庫、栃木、富山3県の高校で同様の強制わいせつ事件が発覚した際も対外試合禁止処分をしていないことなどの前例も示した。
記者団から「昔のように何でも連帯責任がいいとは言えないが、最近の高野連の対応は甘すぎるのでは」との質問が出ると、田名部和裕参事は「被害者の心情を考えると判断に迷う部分はあるが、1部員の行為でほかの部員の夢を奪っていいのかという判断になった」と話した。
会見に先立ち、同校野球部責任教諭の青柳正志部長が高野連を訪れ、事件を報告した。青柳部長は謝罪した上で、「高野連に指示を仰ぎ、学校長の判断に従いたい」と話し、足早にその後の監督・部長会議へ向かった。
◇
同校の高橋昇校長は同日夜7時から学校で会見し、事件について「生徒が大変な不祥事を起こし、誠に申し訳ない。被害に遭った方にもおわびしたい。慙愧(ざんき)にたえず、悲痛な思いだ」と頭を下げて謝罪した。
その上で「一人の生徒の責任は非常に重いが、その責任をほかの部員に負わせるのは忍びがたい。大変心苦しいが、大会に参加させていただければありがたい」と、出場を辞退しない意向を表明。その上で、高野連の最終判断に従う考えを示した。
出場を辞退しないのは被害者より部員の気持ちを優先したのか、との記者団の質問には「てんびんにかけたわけではないが、願わくば、生徒に汚名をすすぐ機会を与えてほしい」と強調した。
大阪の野球部員らは31日午前の現地練習前に事件を聞かされ、ほかの部員の関与などについて調査を受けた。高橋校長は「事件を聞き、泣き崩れた選手もいたと聞いている」と述べた。
同校では1日の全校登校日に、高橋校長が校内テレビ放送で生徒に事件を報告した。
市民らの声殺到
甲子園出場を辞退しないと表明したのに対し、同校には31日夜から1日正午までに、100件を超える電話が寄せられている。同校によると、電話での意見は「出場を辞退すべき」と「甲子園で頑張ってほしい」の両方あるが、比率としては辞退を求めるものが多い。無言電話やワン切り、職員が電話に出るとすぐに切るという行為を約1時間にわたって繰り返すなど、悪質な嫌がらせもあったという。1日は朝から電話が鳴りやまない状況となっている。
また、桐生市役所にも31日夕方から深夜までに問い合わせや抗議などの電話が15件以上寄せられ、宿直が対応に追われた。・・・引用終わり
以上です
以下引用
桐一、甲子園辞退せず
2008.08.01
あす2日に開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場予定の桐生第一高校の2年生野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、日本高校野球連盟の西岡宏堂審議委員長は7月31日夕、「出場を直ちに差し止める必要はない」との認識を示した上で、1日午後2時からの全国理事会で出場の可否を最終決定する方針を示した。同校も出場を辞退しない意向で、認められる見通しだ。一方、同校や桐生市役所などには1日正午までに、市民らから出場をめぐる賛否の声が数多く寄せられるなど、波紋の大きさをうかがわせている。
31日午後6時から大阪市の高野連事務局で会見した西岡委員長は、別の部員の関与などについて同校が提出した報告結果をもとに、「強制わいせつは重大事件だが、関与したのは1人で、部活動と直接関係ない時間、場所で行われた」とし、「現時点で対外試合を差し止める必要はない」と述べた。
西岡委員長は「罪の軽重ではなく、一人の行為によって一生懸命練習に取り組んできたほかの生徒たちの夢を奪ってよいのか」と言及。2年前に兵庫、栃木、富山3県の高校で同様の強制わいせつ事件が発覚した際も対外試合禁止処分をしていないことなどの前例も示した。
記者団から「昔のように何でも連帯責任がいいとは言えないが、最近の高野連の対応は甘すぎるのでは」との質問が出ると、田名部和裕参事は「被害者の心情を考えると判断に迷う部分はあるが、1部員の行為でほかの部員の夢を奪っていいのかという判断になった」と話した。
会見に先立ち、同校野球部責任教諭の青柳正志部長が高野連を訪れ、事件を報告した。青柳部長は謝罪した上で、「高野連に指示を仰ぎ、学校長の判断に従いたい」と話し、足早にその後の監督・部長会議へ向かった。
◇
同校の高橋昇校長は同日夜7時から学校で会見し、事件について「生徒が大変な不祥事を起こし、誠に申し訳ない。被害に遭った方にもおわびしたい。慙愧(ざんき)にたえず、悲痛な思いだ」と頭を下げて謝罪した。
その上で「一人の生徒の責任は非常に重いが、その責任をほかの部員に負わせるのは忍びがたい。大変心苦しいが、大会に参加させていただければありがたい」と、出場を辞退しない意向を表明。その上で、高野連の最終判断に従う考えを示した。
出場を辞退しないのは被害者より部員の気持ちを優先したのか、との記者団の質問には「てんびんにかけたわけではないが、願わくば、生徒に汚名をすすぐ機会を与えてほしい」と強調した。
大阪の野球部員らは31日午前の現地練習前に事件を聞かされ、ほかの部員の関与などについて調査を受けた。高橋校長は「事件を聞き、泣き崩れた選手もいたと聞いている」と述べた。
同校では1日の全校登校日に、高橋校長が校内テレビ放送で生徒に事件を報告した。
市民らの声殺到
甲子園出場を辞退しないと表明したのに対し、同校には31日夜から1日正午までに、100件を超える電話が寄せられている。同校によると、電話での意見は「出場を辞退すべき」と「甲子園で頑張ってほしい」の両方あるが、比率としては辞退を求めるものが多い。無言電話やワン切り、職員が電話に出るとすぐに切るという行為を約1時間にわたって繰り返すなど、悪質な嫌がらせもあったという。1日は朝から電話が鳴りやまない状況となっている。
また、桐生市役所にも31日夕方から深夜までに問い合わせや抗議などの電話が15件以上寄せられ、宿直が対応に追われた。・・・引用終わり
以上です