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24%と41%

2008-08-04 23:17:37 | 我が家の庭
3日付けの、朝日と読売の朝刊に改造福田内閣の支持率が掲載されている。毎日や日経も同じような調査を一日遅れて遣っている様だし、TVのワイドショウでもこの話題を取り上げているようだ。しかしこれほど評価が分かれた世論調査も珍しい。読売新聞の調査と朝日新聞の調査では内閣支持率に17ポイントも差がある。これについて何時も引用している勝谷誠彦氏がメルマガの中でこう指摘しておられる   以下引用
各社の内閣支持率が出揃った。
 読売が数字をいじっているのではないかという疑惑はかねて私は書いていたが、今回は特に顕著だ。
 <内閣支持41%に好転、「麻生幹事長」評価66%…読売調査>
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080802-OYT1T00907.htm
 <読売新聞社が1日夜から2日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)で、福田改造内閣の支持率は41.3%、不支持率は47.0%となった。
 単純比較はできないが、面接方式での7月世論調査(12~13日)の支持率26.6%、不支持率61・3%に比べて評価は好転した。自民党幹事長への麻生太郎氏の起用を「評価する」は66%に上っており、実力者の起用による政策実行力向上への期待感が政権への評価を押し上げたことがうかがえる>
 いやあ、これはないでしょう。どうですか、あなたや、あなたの実感として、あの内閣改造が支持率をこれだけ押し上げるものと思いますか。
 読売新聞の読者は、滅びゆくものが好きなのだろうか。まあ、ジャイアンツのファンが多いんだろうからなあ。どははははははは。 これに対して、朝日新聞と毎日新聞の数字はこうである。
 朝日新聞。
 <内閣支持横ばい24%/麻生幹事長高評価 本社世論調査>
 http://www.asahi.com/politics/update/0803/TKY200808020342.html
 毎日新聞。
 <福田改造内閣:支持率3ポイント増の25% 評価せず56%--毎日新聞世論調査>
 妥当なところだろう。
 アメリカの大統領選挙の世論調査を見ているとわかるように、さまざまな調査機関が競って調べても、たいがいその差はヒトケタにおさまる。それが倍近い差になるというこの現象こそを、大マスコミではない週刊誌などのまだしも真っ当なメディアはちょっと検証した方がいい。」 引用終わり    
自分が特に気になったのは、内閣改造はあくまでも総理大臣の意思の元に下に行われるものであり、首相の印象が大きなインパクトを持っていると考えられる。今回の朝日・読売の調査にも同じような質問がある 朝日は改造で首相の印象派どうなったかを聞いている。良くなった9%、悪くなった9%、変わらない74%。読売新聞は今回の調査で次のように設問している。 「今回の内閣改造によって、あなたの福田首相に対する評価は、上がりましたか、下がりましたか、それとも、変わりませんか」これに対する答えは、「1.上がった 11.5  2.下がった 13.2  3.変わらない 72.3  4.DK.NA 3.0」  となっている 1%とはいえ下がったと評価している人が多いにも係らず、内閣支持率は14,1%も上がっている。なんとも納得できない。総理大臣は福田ではないのだろうか? それとも読売新聞の世論調査なるものは、先に結論が決まっているのであろうか
 
コメント
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