ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」①

2018年05月22日 | Fab4

 「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(A Hard Day’s  Night)」は、1964年に公開されたビートルズ初の主演映画。

どこまでも追いかけて来る熱狂的なファンたちから、ビートルズの四人は必死で逃げる逃げる。その合い間に英国流ジョークの効いたセリフを話し、ステージに立ち、また次のコンサート会場へ急ぐ。

元祖アイドル映画と呼ばれるこの白黒作品はそんな他愛もない内容である。

だからこそ、何も考えないで観れば、(良くも悪くも)当時の英国のムードをスタイリッシュに切り取った画面に魅了される。

特にラスト近くの、TV局で生放送されているステージで「シー・ラブズ・ユー」を演奏するシーンは、ビートルズのメンバーたち以上に、彼らの一挙手一投足へ黄色い歓声を上げ、手を振り、髪をかきむしるファンの女の子たちが最高にチャーミングなのだ。

何度も映る可愛いコはきっとモデルやその卵だろうけど、大多数の質素なカーディガンやブラウスの女の子たちのまなざしは、みな驚くほどきらきらしている。

このシーンは彼女たちが主役といってもいいくらいだ。

 シー・ラブズ・ユー

 

彼女はきみが好きなんだって そうなんだ

彼女はきみが好きなんだって そうさ

彼女はきみが好きなんだって そうなんだ

 

彼女を失ったと思いこんでいるようだけど

実は昨日 彼女に会ったんだ

まだきみを思っていると

伝言を頼まれたよ

やっぱりきみが好きだって

まんざらでもないだろ

彼女はきみが好きなんだって

素直に喜びなよ

 

きみに傷つけられて

気が狂いそうだったと言っていたよ

でも きみに悪気がなかったことが

今ではわかったそう

やっぱりきみが好きだって

まんざらでもないだろ

彼女はきみが好きなんだって

素直に喜びなよ

彼女はきみが好きなんだって そうさ

彼女はきみが好きだって そうなんだ

こんなにも愛されているのだから

素直に喜びなよ

あとはきみ次第だよ

おあいこにすればいいだろ

プライドが傷ついたとしても

きみが彼女に謝るべきだよ

やっぱりきみが好きだって

まんざらでもないだろ

彼女はきみが好きなんだって

素直に喜びなよ



彼女はきみが好きなんだって そうさ

彼女はきみが好きなんだって そうさ

こんなにも愛されているのだから

素直に喜びなよ

こんなに愛されているのだから

素直に喜びなよ

そうさ そうなんだ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再会 | トップ | さようなら »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。