僕のような瘋癲老人にとってセルフレジ機は難敵だ。
家族が留守の時など一人でスーパーへ買い出しに行くと、おもに列に並ぶのが嫌でセルフレジにチャレンジするものの、毎度のっけからアワアワなっている。
エコバッグを持参する習慣がとうとう身につかなかった僕は店ごとにレジ袋を購入するのだが、最近行ったスーパーのセルフレジ機は、初めに備え付けのレジ袋をフックに掛けてから会計を始めるシステムで、購入した袋の枚数を最後に申告(入力)するタイプだった。
それが同一敷地内にある薬局チェーンのレジ機は、購入するレジ袋のバーコードを初めに読み取らせる(購入する)システムで、気づかずにフックに掛けようとしていたら、目ざとい店員さんが慌てて駆け寄ってきた。
平謝りして事なきを得たが、どちらかに統一して欲しいものだと心底願う。
次こそエコバッグ、トートバックを持参しよう。
モノグラム(イニシャル刺繡)まで入れたのに。