goo blog サービス終了のお知らせ 

ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

年度末

2019年04月01日 | なごみ

「宮城県気仙沼市は18日、一関市千厩町の千厩中学校跡地の仮設住宅集会所に『一関地区サポートセンター』を開所した。気仙沼市から一関市内に避難している被災者の孤立化、引きこもりなどを防ぎ、安心した生活が送れるように支援していくための拠点として設置。現地で行われた開所式では、業務委託を受けて運営するNPO法人なごみ(気仙沼市)のスタッフが、仮設住宅入居者をはじめとする被災者に寄り添いながら、きめ細かいサービスを提供していくことを誓った。
 開所式には同法人のK理事長はじめ職員や菅原茂気仙沼市長、気仙沼、一関両市の市議、職員ら関係者が出席。
 K理事長は『震災で当法人も大きな被害を受けたが、センターを適正に運営していくことで社会貢献を果たし、仮設住宅の皆さんと再生の一歩を踏み出していきたい」と決意。菅原市長は「居住者の方々が健康を保ちながら次のステップに移れるように努めたい」とあいさつし、勝部修一関市長が祝辞を寄せた。
 同センターには生活相談員4人、看護師2人が常駐。同仮設住宅と一関市室根町の折壁小学校跡地の仮設住宅をはじめ、一関市内の民間住宅などに避難する気仙沼市民を対象にさまざまな相談に応じるほか、NPO、NGO、ボランティア団体との連携に努め、被災者同士の交流活動支援を図る。
 このうち相談業務では受け付けや訪問活動を通じて、健康、高齢者、介護、障害、子育てなどに関する不安や悩みに耳を傾けていくほか、保健所や医療機関との連携し、被災者をケアしていく。
 同法人は気仙沼市や宮城県登米市のほか一関市千厩、室根両地域でグループホームや小規模多機能ホームを経営。今回気仙沼市から業務委託を受け、同センターを運営する。開所時間は午前9時~午後5時。定休日は月、木曜日の予定で、土、日曜日は業務を行う。
 気仙沼市は千厩中跡地の仮設住宅のほか、今月末までに市内3カ所にサポートセンターを開所する予定だ。 」

(「避難者孤立化防止へ サポートセンター開所」岩手日日新聞 平成23年11月19日号より)

 当法人が7年半に渡り受託・運営してきた一関地区応急仮設住宅入居者等サポートセンターが平成31年3月末日をもって閉所した。

岩手県営の災害公営住宅が同じ敷地内に建設されることになり、その完成を待っている住民が数組いることから、室根と違ってこちらの仮設住宅はまだ全戸が解体されてはおらず、今年度は当法人の上中新月地区高齢者相談室から職員が県境をまたぐ形で安否確認等に訪問することになる。

 開所式当日の集合写真が残っている。

苦しい日々の中でこの事業を受託したことがよほど嬉しかったのだろう、僕はレジメンタルストライプの勝負ネクタイを締め、珍しく職員たちの真ん中に立って眩しそうに顔を歪めている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする