このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
NPO法人なごやかでは二つのデイサービスの稼働率が毎月90%前後で推移している。
きみたちはコツを掴んだようだね、事業所を繁盛店にしてくれた、と理事長はしばしば管理者の私や相談員たちにねぎらいの言葉をかける。
「繁盛店、という表現は決して卑しいものではない。多くの利用者様に選ばれ、活気にあふれている、という意味だ。それに、自分が勤務するお店が繁盛店だったら、誰でも嬉しく、誇らしいよね。またそれが職員たちの働く張り合いややりがいに直結するのだ。」
僕もきみたちが掴んだコツを知りたいものだ、と理事長。
「経営から引退したら、それを携えて事業者向けのセミナーの講師かなにかで全国を回る、悠々自適の生活というのも、なかなかおつなモノじゃない?」
そうですね、と私は笑ったが、アクロバットを続けているあなたはそんなのんびりした生活に到底満足がいかないでしょうね、と内心思っていた。
私のコツはシンプルだ。 新規獲得ももちろん大切だけれど、現在登録されている利用者様のお休み(キャンセル)を減らすことに注力する。そのためには、また行きたいと思っていただける事業所であること。清潔で、明るく、笑顔の絶えない、なめとこデイサービスであり続けたい。