９日９時９分の登庁、ここまでこだわる新首相！

　　
　タイでは 一国の首相までが、“縁起の良い数字” というものに、ここまで こだわります！
新政権を 立ち上げたプラユット新首相が 初めて首相府に登庁した時間は、９日午前９時９分でした。

タイで、縁起の良い数字と言えば、それは “９” なんですネ。　“９のカーオ” の発音と 「進歩する、
前進する」 のカーオの発音が似ているということで、縁起の良い数字として浸透しています。

　

ワタシは以前、現在のプミポン国王が 「ラマ９世」 ですので、９が縁起の良い数字にしているのだと
思っていました。　タイでは、色々な行事でも、なんでも見事なまでに９という数字に拘ります。　
タクシン政権を 倒した2006年の軍事クーデターなど、９月19日に執行されていますからネ。

しかし、今回のプラユット新首相の思惑は、プミポン国王 （ラマ９世） への忠誠心もさることながら
シリキット王妃の誕生日の色である青色のタイ式正装に身を 包んで、首相府へ登庁しています。

　

　どこの国でも縁起の良いという数字はありますけどネ。　日本でいえば 「ラッキー７」 の７や
「末広がりの８」 ですかネ。　中国でも、中国語の８ （パー） の発音が、金持ちになるという意味の

発 （ファー） に似ているので、８が縁起が良い数字とされているようです。　確か、
2008年の北京オリンピックの開会式を ８月８日午後８時８分に開幕させましたよネ。　

　

そして 日本では、悪い数字は 「死の４」 や 「苦しむの９」 が嫌われますが、タイの縁起の悪い数字と
いうのは、０ のスーンと消失を 意味する 「スーン・ハーイ」 のスーン、６ のホックとつまづきの

「ホック・ロム」 のホックの発音が似ており、０ と ６ が嫌われていると、聞いたことがあります。　
ですが、現実的には、あまり悪い数字というのは聞かないような気がします。

　タイの縁起の良い話で有名なのが、車のナンバープレートですネ。　陸運局が競売にかけるほどで、
いつでしたか、プーケット県陸運局のオークションでは、約300枚のナンバープレートで、1,447万バーツ

　

（約4,600万円） を 売り上げ、落札額が最高だったのは 「９」 が４つ並んだ 「9999」 で、74万バーツ
（約237万円）、二番目が 「8888」 の51万バーツ （約163万円） だったそうで、車が一台買えちゃえます。

タイの諸物価の値段を 考えてみれば、たいへんな金額です。　タイの街中で、四桁並ぶ数字のプレートを
見かけたら、それは相当のお金持ち。　タイ人の友人に言わせると、“タイ人は見栄っ張りだから” と。

　

以前の日本でしたら、誕生日の数字を よく パスワードにしたり、大切にしていましたが、タイでは
誕生日の曜日の色が決まっていて、（日曜・赤、月曜・黄色、火曜・桃色、水曜・緑、木曜・オレンジ色、
金曜・青、土曜・紫色） これを 大切にします。　誕生日では、数字より色を 気にします。
　“ 所 変われば 品変わる ” ですネ ・・・　　



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト