外国人はタイの首都を「バンコク」と呼びますが、これは英語名で正式名称のタイ語では
「クルンテープ」といい、とても長い名前の頭文字であることは、随分と知られて来ています。
正式名称は、“クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン… と、この後に
100文字以上が続きます。このように気づいてみれば、タイ人の名前も 長い人が多いんですネ。
そんなこともあってか、日本人は親しい間柄ではニックネームで呼ぶ合うことはあっても、
基本 ニックネームを持たない人が多いですが、タイ人はほとんどの人が短いニックネームを
持っています。日本人のニックネームはクラスメートや職場の仲間が付けますが、タイ人のニック
ネームは誰が付けるのか? それは生まれた時に両親やお坊さんに名付けられるのが一般的のよう。
分りやすくタイ人プロで見てみると、現在 日本で活躍中のO・サタヤ選手は、日本人の女子
プロの間では、ニックネームの “ムーちゃん” が 愛称となって、そう呼ばれています。
<昨年3勝目を挙げたサタヤ選手>
ムーとはタイ語で豚や子豚を意味します。サタヤ選手、今は体重を落としましたが、以前は
もっと丸々としていました。生まれた時も丸々としていたから両親が付けたのかも知れません。
ですが、O・サタヤ選手の場合、この名前も日本での試合用のニックネームで正式名は
“オナリン・サタヤパンポット Onnarin Sattayabanphot)” といいます。日本ではペアリング
シートやコース内のリーダーボードに表示したくとも、フルネームが入りません。そして、
日本人に覚えやすいように、頭文字を取って “O・サタヤ” としたと聞いています。
タイ人のニックネームは一生ものですが、中には「ちょっとカッコ悪い」「運気を変えたい」
「警察に追われている」などの理由から、ニックネームを変更するということもあるようです。
日本のリーダーボードに まさか “ムー(子豚)”とは、さすがに表示できません。
「ちょっとカッコ悪い」ということで、“O・サタヤ” を生み出したのでしょうか?
昔から動物や物の名前をつけるケースが多かったようですが、若い世代の親になって、近年では
英語のニックネームが増えて、タイ政府がその傾向に苦言を呈するということもあったようです。
<パンさん>
サタヤ選手のように ニックネームのニックネームになったのが、タイで有名女優のケームニット・
ジャーミゴーンさんです。 ニックニームは “パンケーキ” と言いますが、名前を呼ぶとき、
ちょっと長いので、近しい人は “パン” と呼んでいると聞いたことがありました(笑)。
ちなみに、現在 活躍している主なタイ人プロのニックネーム、変更していなければ ・・・
長くなりますので明日に続きます。
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