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レディーボーイの人、日本も市民権が得られる日は?

2012年11月22日 | タイのニューハーフ物語
  
 名門の国立タマサート大学が、性同一性障害の男子学生に女性の服装で卒業式に出席することを
初めて認めました。 大学側が この服装に拘る理由に、こんな事情もあります。 昨日の続き …

タイの大学の卒業式は 王族が卒業生一人ひとりに、卒業証書を 手渡しますから 性別と一致した
服装が求められます。 ましてや 名門のタマサート大学の卒業式では、ワチラロンコン皇太子が
卒業証書を 手渡しますからねぇ~  失礼はあってはなりません! 

 

女装を 希望する男子学生は、性同一性障害であることを 証明する医師の診断書と学部の許可書を
大学側に提出し、王室の許可も求めるようです。 今回は 5人が卒業式での女装を 希望したとのこと。

 タイでは、「男性が 実は 女性と」、カミングアウトするのは幼少の頃からが 多いようですが、
これまた 随分と増えているとのことで、政府も要因や善後策に動いていると聞いています ・・・ 

 

でも タイは どうして男性の女性化が多いんでしょうねぇ~ 
いろいろなことが言われていますが、こんなことも聞いたことがあります。

「アユタヤ時代の中期頃から、宮廷内で盛んに舞踊劇が上演されるようになったが、女性だけの
舞踊団を 持つことが出来たのは国王だけで、王家の親族は男性だけの舞踊団しか持てず、その為

男性が女性の役を していた。 タイでニューハーフが多いのはこのように男性が女性のように
美しく化粧をすることを 違和感なく受け入れることのできる時代背景がある為だ」 と ・・・
確かに 現在のタイ舞踊の世界でも、男性は美しくお化粧して演じていますがネ。 

 

タイは男女戸籍変更は 認めていませんが、先月 こんなことが報道されました。

身分証明書で 「女性」 とされていた性分化疾患の人(30)が、「自分は男性として生活し、女性の
交際相手もいる」 として、身分証明書の性別の変更を 求め、病院での検査の末 「男性」 として身分
証明書の発行を 受けています。 新たに 「男性」 となったのは、北部出身のクリッパクさん。

クリッパクさんは 出生時に女性とされ、女性として育てられたそうですが、男性と女性双方の性器が
あったんです、って。 成長するに従い、顔にひげが生えるなどし、自分は男性という意識が強まった
そうです。 が、月経もあり 完全な男性になる為に手術を したと … こんな事例もあるんですねぇ~

 

タイの社会では、女性になった人達が ありとあらゆる職業につけることが素晴らしいですよネ。 そう
云えば 少し前にニューハーフのムエタイ選手が日本でも話題になったことがありましたねぇ~

タイでは彼女?らのことを 「レディーボーイ」 と呼ぶケースが多いんですが、「女の子に出会ったら
綺麗か どうか を 見るのではなく、まずは 男か女かを 見極めろ」 なんて言われるほどですものネ。

 

日本で今週の20日に 映画 「僕の中のオトコの娘」の公開イベントで、女装する男子を 募集した
ところ 大勢の若い女装した男性が集まりました。 いや驚きましたねぇ~
日本も これからカミングアウトする男性が増えそうです ・・・  



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
世間の目は厳しい (ダブルパー)
2012-11-24 13:55:30
タイのレディボーイは市民権を得つつある・・・・ということですが。

タイの一般市民はレディボーイをどう見ているのか?

タイ人の寛容さを持ってしても、レディボーイを100%認めているとは言えないようです。

一般市民も表面上はレディボーイを受け入れているように見えますが、裏に回れば、「男のくせに、いつまで馬鹿やってんのか?」とか「早く目を覚ませよ」なんて言ってます。

また、レディボーイを不幸にも持ってしまった両親の苦悩も大きいものがあります。

レディボーイでも超美形で各種コンテストで優勝するレベルになって初めて「息子の女性化」を認める、なんてことが多そうです。

通常は「カトゥーイ」と言って周囲から馬鹿にされる息子に対し、女装化を止めさせようとします。

レディボーイを積極的に採用する社長さんが言ってましたが・・・・・理由は「レディボーイは、世間の厳しい目に歯向かってきたから、根性がある子が多い」ということだそうです。
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ダブル さんへ (nagaichi)
2012-11-25 03:23:49
コメント有難うございます。

そうでしょうねぇ~ そういう周囲のタイの人や両親もいるでしょう。
ですが、日本や他の国に較べたら、雲泥の差で認めている、認められていますよね。
ワタクシも一部を見て、全体観にしてしまわないように注意しています。
日本も見習いたいことの一つですね。
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