タイの性別適合手術は世界的にもレベルが高く、日本をはじめ世界各国から手術を受けに
やってきます。 レベルも高く手術費の安さが一番 魅かれるのでしょうネ。 昨日からの続きです。
メディカル・ツーリズムを目的に、タイを訪れる人は年間200万人と言われ、市場規模は40億ドル
(約1,400億バーツ=約4,200億円) に達します。 タイはその中でも性別適合手術を受ける
国として最も人気の高い国で、規模は小さいながらも成長している分野です。 収益は2014年に
1,400億バーツ(約4,200億円)で、前年比18%の拡大を見せています。 昨年・今年と更に伸びるとか。
ロンドンで男性から女性への性転換手術を1,000回以上執刀し、泌尿器科医として有名な
名医であるジェームズ・ベルリンガー氏は 「タイの執刀医は高い評価を受け、体制も整っている。
彼らの施術は完全に満足できる安全なものだ」 とその安全性と技術に高い評価をしています。
1975年にタイで初めて性別適合手術を執刀し、タイでは同手術の第一人者であるプリーチャ・
ティアオトラノン先生は、同手術に関するタイの人気には3つの要因があると指摘しています。
「第1 に 安く手術できる。 第2 に 結果が良好である。 第3 に ホスピタリティーが高い」 と。
<プリーチャ・ティアオトラノン先生>
プリーチャ先生の美容整形研究所では、同先生と5人の外科医が週に2~3件の性別適合手術を
実施しており、過去30年間の手術数は3,500件を超えるそうです。 日本人も多いと聞きますが、
その数の少なくとも80%が、中国・中東・豪州などからやって来る外国人患者だといいます。
タイで性別適合手術を受けた人数の公式統計はありませんが、外科医からの総合判断では、タイで同手術の
執刀資格を持つ医師は少なくとも100人はいるそうですから、相当数に上るんでしょう。 バムルンラード病院や
バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシズなど少なくとも20の病院が同手術を扱っています。
<バムルンラード病院」
なんでも治療、手術、宿泊、マッサージ、市内観光などを含めたパッケージツアーの料金は最低
9,770ドル (約103万円) からあるようですが、性別適合手術のニーズは世界中で急速に
高まっており、政府が支援する医療機関だけでは対応しきれないことも多いと聞きます。
LGTBの人達に、世界各国の社会的な受け入れの拡大、また差別の防止に繋がる法改正などが邁進され、
インターネットの普及が輪をかけて、急速にLGTBの人達への理解も進んでいるからでしょう。
遅れを取っている日本でさえ 確実に 「カミングアウトする準備を整えている人が増えつつある」 と
いいますからネ。 これからは日本人も更に、手術を受けに来タイするんではないですかネ ・・・
なんでも抜きん出ることは良いこと。 もっと研究を重ねて医療で 欧米を抜いてほしいですよネ。
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