タイ統計局が 実施した宗教調査で、こんな数字が出ています。 (昨日からの続きです)
10月に、全国の2万7千世帯に対して行なった調査によりますとると、回答者の94.6%は仏教徒で、
イスラム教徒は4.6%、キリスト教徒は0.7%でした。 バンコクでは、仏教93.2%、イスラム教5.5%
キリスト教1.3%。 東北部は、仏教の割合が99.4%と最も高かったようです。 北部は仏教が97.4%に
上りましたが、キリスト教の割合も1.8%と地域別で最も高く、南部はイスラム教が24.5%と高い … …

まぁ~ 南部はね、マレーシアとの国境が繋がっていますから 当然でしょうが、全国で仏教徒が
95% というのは、事実なんですネ。 こんな調査を 耳にすると改めて実感します。
さて、昨日はどこまで話しました、っけネ。 そう、タイ人男性が出家するもう一つの理由でした。
出家するのは自身の修業や学習の為、そして もう一つが 母親や妻の為というのがあるんです、ってヨ。
小乗仏教 (上座部仏教) では、女性は僧侶になれません。 母親の為に息子である自分が出家を して

母親も天国に行けるようにしたい、という理由が一番なのだそうです。 タイ人は、よく 親孝行だと
言われますが、出家も親孝行の一つだったんですねぇ~ それは知りませんでした。
けど、そう云えば 仏門に入る光景など 時折 見ますが、母親が一番感激しているような気がしますネ。
出家している間、また 家族も頻繁にお寺に通い、色々なものを タンブン (寄進) しながら応援します。
また 出家すれば、これで本当の仏教徒にもなれますから、これも出家する理由の一つでしょう。

今でも「男子は一生に一度は、仏門に入って修行を 積まなければ、一人前の男子と認められない」 と
信じられていますので、学校を 卒業してから結婚するまでの間に出家するケースが多いようですヨ …
条件として、20歳以上で宗教的な罪がない男性であれば、いつでも誰でも出家できます。
ですが、ホントに失敬な話しですが、こんな笑っちゃう光景も見受けられます。
バカ息子を 持った父親が、普段は叱ったり、殴ったりしていても、その息子が仏門に入った途端に、
父親は弱々しく跪き、その息子に手を 合わせて敬って拝んでしまいます。 もう息子は別人です!

怒鳴っていた父親のあの姿は、どこへやら?です。 この変わり身は天下一品ですヨ。
仏門から出て来たら、また怒鳴りながら殴ったりするんでしょうかネ (笑)。
まぁ~ 男子が若いうちに 一度 仏門に入るという慣習って、日本にもあって 良いと思いますが、
どうですかねぇ~? 日本人は もう少し 宗教心があっても 良いのかも知れません …


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