米国女子ツアーの二人が組んで競う「ダウ グレート レイクス ベイ」という大会で、
タイのアリヤ＆モリヤ・ジュタヌガーン姉妹が、通算24アンダーで優勝しましたネ。
140人（70組）が出場した同大会ですが、各ホールで良かった方のスコアを採用する
フォアボール方式で行なわれます。二日目にトップに立ち、三日目は首位と２打差の
＜ジュタヌガーン姉妹＞
４位タイまで一時後退しましたが、13アンダーからスタートした最終日に「59」を
マーク。 11ストローク伸ばす息の合ったプレーで、大会初制覇を遂げました。
アリヤ選手は、５月「ホンダ LPGA タイランド」に続くツアー12勝目。姉のモリヤ選手は、
18年「ヒューゲルJTBC選手権」以来のツアー２勝目となりました。いつも一緒に行動する、
普段から仲が良い姉妹ですからネ。実力にプラスして チームワークの勝利でしょうねぇ～
＜ダウ ケミカル社＞
同ツアーは19年からスタート。昨年はコロナ禍で中止され、二回目となりました。スポンサーの
「ダウ ケミカル」は、開催されたミシガン州ミッドランドに本社を置く､化学工業メーカーです。
日本ではシリコンを中心とした高機能素材を提供する「ダウ 東レ」としても知られています｡
ダウ ケミカルは、今年から米国 LPGAツアーに加え､欧州女子ツアーともパートナーシップを
組むことを公表しており、両ツアーの発展の為に、あらゆる面からサポートするといいます｡
＜畑岡奈紗プロはトンプソン選手と＞
｢女子ゴルフの発展だけではなくツアーを通して､地域と密接な関係を築き､顧客や従業員に
ポジティブな影響を与えることを目指したい｣そうで、これから大きな大会になるんでしょう。
タイ人は10名出場し、日本人は畑岡奈紗･山口すす夏プロの二人でした。そんな大会で
タイ人勢が大活躍です。通算21アンダー単独２位には、タイ人のシダパ・スワナプーラ＆
＜スワナプーラ選手とクラントン選手＞
シドニー・クラントン選手（米国）、通算19アンダー３位タイにはタイ人のパジャリー・
アナンナルカーン＆アディティ・アショク（インド）と、ベスト３に４人も入りました。
＜パジャリー選手＞
東京オリンピックに出場するタイのパティ・タバタナキト選手は参戦しませんでしたが、
最近 米国女子ツアーでは、韓国勢に負けずに、タイ人勢も多いに目立って来ましたよネ。
米国での登録がフィリピン籍の笹生優花プロは、イ・ミンジ選手（豪州）と組んで
通算18アンダーで単独５位に。先週 通算４勝目を挙げた畑岡奈紗プロは、レクシー・
＜笹生優花プロも調子が良さそう＞
トンプソン選手（米国）とのペアーで、通算14アンダーの12位タイでした。アリヤ選手、
畑岡奈紗プロ、笹生優花プロ、それぞれ調子が良さそうで、東京五輪がとても楽しみです。
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