ぶらっと温泉めぐり

気ままにぶらっと温泉に行った時の日記です。

花巻温泉郷 鉛温泉 白猿の湯(岩手県)

2010-09-18 13:15:00 | 岩手県の温泉
大沢温泉を後にして、再び路線バスで鉛温泉を目指す。
一日の上下線各9本。
一桁だが、これくらいの本数だと
大変予定が組みやすいと感じているのは、
旅慣れし過ぎているからだろうと思うところ・・・。


日本一深い自噴天然岩風呂「白猿の湯」が目的。


大沢温泉から歩いて行くにはちょっと距離があるかもしれない。
ただ単に車道沿いを歩いて行くのはしんどい。
川沿いに道があって
風景が楽しめれば歩いてもいいんだけど。


鉛温泉バス停到着。
そもそも乗っている人数自体が少ないが、
私のほかにも一組が下車した。



【新鉛温泉方面】



【大沢温泉、花巻駅方面】


本当に三連休初日なのかと思うほど。
紅葉の季節になると訪れる人が多いのかも。






車道から脇道を下ると、看板があり、
左に旅館部、右に湯治部と矢印がある。


どっちを先に行けばいいのか若干迷ったが、
湯治部方面へ。



【湯治部入り口】


味がある建屋に入ると薄暗く事務所にも誰もいない。
勝手に入るわけにも行かず、しばらく待っていると
おばあちゃんが近寄ってくる。
湯治客のようで、軽く会釈をする。
おばあちゃんも近くのいすに座って、
私もしばらく何をするわけでもなく待ってみる。
5分くらい待ってから
従業員の方がきてお金を支払いさっそく
立ち湯の「白猿の湯」へ。


廊下脇のドア開けたらいきなり階段を下るようになっており、
いきなり浴室となっている構造。
知らなかったが、混浴だった。その脇で脱衣する感じ。
年配の女性が一人おり
若干あせって一旦ドアを閉じ本当に混浴なのかどうか掲示物を確認した後、
気にせずかまわずすすむ。


時間差で常に私含めて2-3人。
ゆったりできて大変のんびりできる。


湯船は実際に入ってみると、
広さ+深さで両手両足広げることができるのは
なんだか不思議な感じ。
子供は完全に息ができないくらい深い。


一人独占できる時間が少しできたので、
軽く泳いみたくなったので実行。
手足をのびのびとして、他では体感できない充実感。


混浴だが、時間によっては女性専用になるので、
宿泊でなく立ち寄り湯の場合は、
あらかじめ時間帯は調べたほうが良い。
ホームページも写真がたくさん使われており
見るだけでも癒される雰囲気あります。



【掲示物、大沢温泉との共通券あり】



【旅館部入り口】



【旅館部建屋と風景】



【湯治部建屋(奥)と風景】


●岩手・花巻 文士が愛した浪漫の湯宿 鉛温泉 藤三旅館
【URL】http://www.namari-onsen.co.jp/

【日帰り料金】
大人700円、子供500円

・白猿の湯
【泉質】単純温泉・アルカリ性単純温泉
【泉温】57℃
【加温】なし
【加水】なし
【循環】なし(源泉掛け流し)
【日帰り営業時間】
7:00-21:00(受付20:00まで)
※女性専用時間
8:00-9:00
14:00-15:00
19:30-21:00
※金曜10:00-14:00は清掃のため利用できない。


他、
・桂の湯
・河鹿の湯
・白糸の湯
・銀の湯



●岩手県交通
【URL】http://www.iwatekenkotsu.co.jp/


●花巻市トップページ
【URL】http://www.city.hanamaki.iwate.jp/

花巻温泉郷 大沢温泉 (岩手県)

2010-09-18 11:10:00 | 岩手県の温泉
この3連休は、JR東日本の「スリーデーパス」を利用し、
岩手県の花巻~遠野~釜石~宮古~盛岡~秋田県・岩手県の八幡平をまわる。
以前は「3連休パス」という名前で、JR東日本と北海道の一部の
乗車券と自由席特急券が一体となっていたが、
特急券は別購入の形態になり、大人13000円。
今回は乗車距離がかなり長くなる予定なので、だいぶお得になる。


入る温泉は、岩手県の大沢温泉、鉛温泉。
秋田県の玉川温泉、後生掛温泉。
挙げた4湯すべては湯治場として有名。


まずは、一湯目、花巻駅から大沢温泉を目指す。
宮沢賢治とも縁のある温泉地。
子供のころに父親に連れてこられたのがきっかけみたいだ。


東北新幹線北上駅で下車し、東北本線で花巻駅へ。



【北上駅にて東北本線盛岡行き】


花巻駅へは、新幹線駅の新花巻駅からよりも、
ひとつ前の北上駅からの方が連絡がよい。



【花巻駅】



【花巻駅 駅舎】


花巻駅前からは路線バス(岩手県交通)。
もちろん時刻表はあらかじめ調べてあるが、
大沢温泉を経由して鉛温泉方面行きは一日9本。
一日9本で、もはやスケジュール組みやすいと思ってしまっているのは、
だいぶ旅慣れてきているんじゃないかと自覚している。


バスに揺られて25分ほど。
大沢温泉バス停に到着。
見渡すとすぐに入り口がわかる。



【大沢温泉バス停。右側が大沢温泉入り口です。】



【鉛温泉方面】



【花巻駅方面】



【大沢温泉入り口】



【入り口から坂を下る。正面が自炊部、右側が山水閣】



【山水閣】



【自炊部】


駐車してある車の数が結構多い。
やっぱり三連休初日だ。
早速お金を払い、立派なパンフレットを渡され、湯の説明をうける。
1)山水の湯
2)豊沢の湯
3)南部の湯
4)薬師の湯
5)かわべの湯
6)大沢の湯


すべて入る時間もないので、自炊部にある混浴露天の大沢の湯を目指す。
建屋の中を進み、たどり着くと先客が2名しかいなかった。
思っていたより空いていたので良かった。
独占できた時間帯もあり、悠々と時を過ごす。



【大沢の湯より豊沢川上流】



【大沢の湯より豊沢川下流】


しばらく脇を流れている豊沢川の流れを眺めながら目の保養。
たまに飛び跳ねる魚などぼんやり見ているとすごく癒される。


自炊部は、湯治場としての雰囲気も建屋自体から十分に感じられる。
木造建築で歩くと床がミシミシと音がする。
他の人に配慮して静かに歩こうという気遣いが自然にうまれる。





露天風呂から見えた橋にも行ってみようと、
一旦外履きのサンダルに履き替る。
路線バスの道路からすぐ側だが、
山奥の一軒宿にきているくらいの静かな風景。



【曲り橋より上流。左に大沢の湯。】



【曲り橋より下流】



【曲り橋を渡り菊水館、茅葺き屋根。】



【菊水館】






【自炊部建屋内の張り紙。これから行く鉛温泉と共通入浴券、
入浴後に気づきました。】


時間さえ合わせれば路線バスで花巻駅からもアクセスしやすいので、
これからの紅葉の季節、こちら方面はお勧め。


●大沢温泉

【泉質】アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
【源泉名】大沢温泉 大沢の湯
【湧出地】岩手県花巻市湯口字大沢181番地内
【泉温】51.0℃
【湧出量】753リットル/min(掘削・動力揚湯)
【知覚試験】無色透明 微かな塩味と微かな硫化水素臭
【pH値】9.0
【加水】なし
【加温】なし
【循環ろ過】なし
【入浴剤】なし
【消毒処理】必要最小限度の塩素系薬剤を添加し消毒を行うことがある

【住所】岩手県花巻市湯口字大沢181
【アクセス】岩手県交通 路線バス 花巻駅前より新鉛温泉行き、
      大沢温泉下車約25分。一日9本ほど。
【URL】http://www.oosawaonsen.com/


●岩手県交通
【URL】http://www.iwatekenkotsu.co.jp/


●花巻市トップページ
【URL】http://www.city.hanamaki.iwate.jp/