宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

御初釜の旅 その4

2012-02-14 09:28:41 | 宗恵の茶の湯日記
「御初釜の旅 その3」までは2月4日(土)の出来事です。
さて、やっと今回のメインである5日の先生の御初釜です。
京都での初釜は今までとは違い、心引き締まる思いで臨みました。
わたしは実家に泊まりましたので、早起きして皆さんの泊まっているホテルに向かいました。
ちょっと早く着き過ぎたのでお勤め時代、よくお使いに行った亀末廣さんや善田昌運堂さんの前をブラブラ。
ホテルからタクシーに分乗して先生のお宅へ。
タクシーから降りますと先生が通りに立って待っていてくださいました。
第一席目に入れていただき、建仁寺の管長・小堀泰厳老師、大徳寺聚光院の小野沢虎洞老師とご一緒でした!
炭手前では羽子板の香合が素敵でした。楽の嶋台でのお濃茶点前にみとれました。
薄茶の二服目にどこかで見たお茶碗が・・・夫が昨年のクリスマスの余興に先生とお稽古仲間に差し上げた黒茶碗が登場したではありませんか!小堀泰厳老師が誉めてくださり、夫への良いお土産話になりました。
美味しい点心に舌鼓を打ち、楽しく素敵なひと時を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!

御初釜の旅その4      編集中 
先生のお宅を後にして、節分祭が行われた吉田神社へ。豆まき発祥の神社なんですね。福桝をいただき、来年の節分のお茶会に使いましょ・・・と密かに思いました。

御初釜の旅その4      編集中 
お次は建仁寺の東陽坊保存会の月釜へ。日曜日と桐蔭会が重なったこともあり大塚宗香先生のお席は大盛況でした。お道具組も素晴らしく、やはり京都のお茶席は違うなぁ・・・と実感。最後にいただいたお蕎麦も美味しかったです。
この法堂の天井絵は迫力ありますよね!

お茶会の様子が、ご一緒したわかさんのブログに詳しく書かれています。
http://blogs.yahoo.co.jp/soujyoan/61667979.html
わたしは行かなかったのですが、こちらも是非!
http://blogs.yahoo.co.jp/soujyoan/61668069.html


御初釜の旅 その3

2012-02-12 22:05:51 | 宗恵の茶の湯日記
御初釜の旅その3      編集中
高台寺では3月4日までの金・土・日『冬の夜の茶会 夜咄(よばなし)』が開催されています。
ろうそくの灯りだけの幽玄な世界を楽しみました。

御初釜の旅その3      編集中
茶会の後はお寺の方に境内を案内していただきました。
画像は臥龍廊。龍が昇って行くように見えます。その先は秀吉と北政所をお祀りしている霊屋。高台寺蒔絵を拝見いたしました。

御初釜の旅その3      編集中
ただの竹やぶですが幻想的ですね。
この後有名な傘亭・時雨亭も拝見いたしました。

御初釜の旅その3      編集中
境内の拝観後はお食事。美味しくいただきました。
この後石塀小路の洒落た喫茶店での珈琲つき!
全く茶道の経験のない方も充分に楽しめます。
高台寺のHP http://www.kodaiji.com/sadou.html

ご一緒したわかさんのブログもご覧になってくださいませ。
http://blogs.yahoo.co.jp/soujyoan/61666696.html
http://blogs.yahoo.co.jp/soujyoan/61666783.html


御初釜の旅 その2

2012-02-10 15:48:04 | 宗恵の茶の湯日記
御初釜の旅その2     編集中
瓢樹さんをあとにして大西清右衛門美術館へ。
まずは和室で老松さんのきんとんで一服いただきました。
その後、学芸員さんから釜の製作からお手入れの仕方にいたるまで、懇切丁寧に教えていただき、本当に勉強になりました。
2代浄清、10代浄雪のお釜に触れさせていただき、釜の魅力を堪能いたしました。
学芸員さんのお話も素晴らしく、職員の方々にも親切にしていただき本当にありがとうございました!
館を出て歩き出しましたら後ろから「金澤先生のお社中の方ですか?」と声を掛けられました。振り向くと、あらまぁ!なんと大西清右衛門さんが息せき切らして追いかけて来てくださいました!
初釜のお呼ばれに行かれていたという事ですが「金澤先生から、新潟から来られるとお聞きしていましたので」と気に留めてくださっていたのですね。感激いたしました。

わたし以外の方々はホテルにチェックイン。さて、お次は高台寺!






御初釜の旅 その1

2012-02-07 13:11:46 | 宗恵の茶の湯日記
お初釜の旅その1     編集中
4日土曜日はお稽古仲間10人で先生のお初釜にお伺いするため、新潟空港から旅立ちました。
連日の大雪で飛行機が飛ぶかどうか心配でした。出発の朝も40cmほどの積雪で、恐る恐る空港へ向かいますと「搭乗手続き中」。ホッといたしました。

お初釜の旅その1     編集中
おやおやこれはボンバルディア!YS11よりも小さい?久しぶりのプロペラ機でした。

お初釜の旅その1     編集中
伊丹空港からは高速バスで京都に。まずは腹ごしらえ、ということで瓢樹さんへ。
日本画家・今尾景年の邸宅で大変に趣があります。

お初釜の旅その1     編集中
ランチの花遊膳。ワクワク。

お初釜の旅その1     編集中
美味しくいただきました。ごちそうさまでした!



初ヤフオク

2012-02-01 16:22:30 | 宗恵の茶の湯日記
Photo1月はいろいろありましてすっかり更新滞ってしまいました。気がつけば2月。
突然ですが、3月から自宅でお稽古を始めることになりました。それに伴い炉を切る訳ですが、2月中旬に工事を始めるつもりでしたが、この大雪ですし寒いし・・・で工事は来月にしようかと思っています。
お稽古道具やら水屋道具やらたくさん必要な物が次から次へ出てきます。
で、今まで手をつけなかったヤフオクに初参戦。今回はどうしても欲しかった杉棚を手に入れました。これならお稽古で惜しげなく使えます(笑)。

【杉棚】裏千家11代玄々斎好み。薩摩杉の木地で、中棚が前後に動くようになっており、脇板は客付・勝手付とも上部に大きな格狭間透し(こうざますかし)があり、下部は糸巻状にえぐられている。勝手付には竹釘が打ってある。炉・風炉両用。(淡交社『茶道大辞典』より)