nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

実録!東ティモールコーヒー農家さんが飲むコーヒー

2018年09月08日 02時49分49秒 | 東ティモール関係
東ティモールから帰って来て

色々なことがあったので遠い昔のことになりつつありますが

ラジオで東ティモールのお話をして

改めて、色々とご案内していこうと思いました。

産地は距離的には遠いですが

ここのある東ティモール産のコーヒーは

実際に東ティモールで育ったコーヒーの実で

東ティモールの人に摘み取られて

沢山の人の手を通って、

今ここにあります。

そして栽培されている方々の生活も

大切なわけで・・・

私が感じてきた東ティモールの生活をご紹介していきますね。






コーヒー農家さんは、「コーヒー」を売る目的で作っておられるので

農家さん(農園主さんではなく)が自分たちが飲むために

焙煎して飲まれてるところはあまり見たことがありませんでした。



私たちの滞在したロビボ集落では、

出荷できないコーヒーを自家消費用に

乾燥させて、焙煎されていました。

「焙煎しているところ見せて欲しい」

っと言ったら、

「そんなんなんで見たいの?」

って感じで見せてくれました笑



いきなりインパクト大!で

驚きましたが、見ているうちに

楽しくなってきました。



いつもは焙煎していない娘さんが

焙煎をしたため、

いつもより多めの生豆を入れてしまったようで

なかなか焙煎が進みませんでした笑



最後は、

コーヒー焙煎の煙と薪のススの煙とがいい具合に

目を刺激して終了しました。







真っ黒笑







コーヒーオイルも出ないで

見た目、炭!

これはやばい!


どうやって粉にするかと思ったら

「臼でつく」

っというとてもシンプルな方法でした。







おおざっぱに見えて

結構粒度には神経質で

荒い粉は、熟練の神業ですくい取って

また臼に戻して、細かくされていました。





何回かさせてもらいましたが

とても楽しかったです!

日本でもできないかなぁ〜

協力いただける「臼」の持ち主さん募集します!


コーヒー産地で多い飲み方は

単純にコーヒー粉にお湯を注いて

上澄みのコーヒー液を飲むというものですが

こちらでは、これを使われていました!


ジャーン!



何でしょうか?



そう!

食虫植物!


いやいや

ネル(布)!


いただいていたコーヒーも
布で濾しているの滑らかな感じがしていました。

炭化しているように見えたコーヒー豆ですが

いい感じで内部は焼けていなかったようで

想像よりも

苦味もいい感じで

大変美味しかったです。

正直、こんな美味しいコーヒーになるとは

思いませんでした。

その場の雰囲気でそう感じたのかもしれませんが

栽培されている方も

コーヒーを飲まれているって

ちょっとうれしく思いました。

フライパン焙煎も試してみたくなりました。

興味のある方も一度お試しください(笑)

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