nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

高島屋出店まであと2日!イエメンの特別コーヒーのご案内!

2021年05月24日 08時14分17秒 | コーヒー産地情報
おはようございます!
昨日は
いい天気でしたね。










久々に
高校生になった長女さんが
大原の道の駅にお野菜を買いに行くのに
ついてきてくれました。




とっても気持ちの良い朝でした。

さてさて
今回高島屋出店の目玉コーヒー第2弾です!

それは
イエメン イエメニア種ナチュラル
です!

このコーヒーは
コーヒーマニア心の揺さぶるコーヒー
です。

世界中から
コーヒー豆の仕入れを
お願いしている方から
ご紹介いただき
公私混同でだめですが
「自分が絶対飲みたい!」
と思って即買いしてしまいました。

もちろん
奥様には内緒です。
いつものパターンです。

止めて欲しい時は事前に
奥様にお伺いをして
本当に欲しいものは
事後報告です笑

「イエメン」と言えば
「モカマタリ」という銘柄が有名です。

「コーヒールンバ」で一躍有名になり
昔から高級品種で有名になりました。

エチオピアが原産のコーヒーアラビカ種は
15世紀にイエメンに渡り
栽培が始まりました。

降水量が少なく
標高が2000mを超える
イエメンでは
独自の進化が進みました。


去年2020年に
最新の遺伝子解析の結果
が発表されました。
その中で、
今まで「ティピカ種」「ブルボン種」の2大原種
とは違う
グループであることが判明しました。

そしてそれを
「イエメンの母」の意味を持つ
「イエメニア」種
と名前がつけられました。


とても貴重なコーヒーで
かなり価格は高いです。

今回は、
50gから
販売もいたします。

是非たくさんの方に
15世紀から
脈々と受け継がれてきた
コーヒーの歴史を
味わっていただきたい!
と思っています。

お店と高島屋で販売をいたします。
是非お早めにどうぞ!




ワクワクの結婚報告からのワクワクのコーヒーを初焙煎!

2021年05月20日 06時57分30秒 | コーヒー産地情報
おはようございます!

昨日はこちらのおめでたいニュース一色でしたね。

ドラマで
とってもいい感じだったお二人さん。
実際にご結婚されることになって
なんだか
全く関係ない私でさえ
明るい気分にさせてもらいました。

これからがワクワクですね。

ワクワクといえば
ワクワクするコーヒー
を昨日初焙煎しました!


ブラジルセラード地区の品評会
優勝コーヒーです!




ブラジルは世界一のコーヒー生産国で
広大な土地で生産されています。

そのブラジルの中でも
ミナスジェライス州・セラード地域で
毎年行われている
Cup of Progressive Cerrado
と呼ばれるコーヒーの品評会があります。

昨日も書きましたが
20年ぐらい前の第一回に
審査員として
ブラジル視察にいった際に
参加させていただきました。

セラードコーヒーの挑戦
という本にも写真が載っていました!


参加されていた方々は
そうそうたる社長さんたちばかりで
平社員だった私はある意味若さだけで
楽しませていただきました。


ブラジルの地元のテレビのインタビューも
受けたりして。

初めてのコーヒー産地が
ブラジルだったので
とっても衝撃と感動を受けました。

これに行ってなかったら
今コーヒー屋をしてなかったかもしれません。

そのセラード地区で開催された
2020年度に開催された
コンテストWashed部門で
優勝したコーヒーが
入荷しました。

毎年大人気で
サーカスコーヒー では
1BOX
のみの入荷です。

今回優勝した農園は
カタンドゥーバ農園
です。

こんな木箱で到着します!




このネジを開けると
ジャーンと
コーヒー生豆が真空パックになって
到着です!




ブラジルの空気をクンクンしたくなります!
相当やばいコーヒーマニアです。


焙煎する前の生豆です!


これを初焙煎!

こうなりました!


カタンドゥーバ農園の生産者さんは
マリエ中尾さんです。

ブラジルへ移民した祖父・増吉さんの苦労があり
サンパウロに農園を持つことができました。
父・光男さんが素晴らしいコーヒー生産地があると知り
サンパウロの農園を手放し
セラード地域に移り住まれてきました。



カタンドゥーバ農園は
標高1040mに位置しています。


8人の従業員と50人の臨時従業員が
農園でコーヒー栽培に携わっておられれます。

今回は、
中深煎りで焙煎をすることにしました。

クリーミーな口当たりで
雑味のないクリーンな味わいで
コクと甘味の後味です。

売り切れごめんの
超貴重なアイテムですので
お早めにどうぞ!

 カタンドゥーバ農園
生産地: ブラジル・ミナスジェライス州・セラード地域
栽培品種: カツアイ・アマレロ品種
標高: 1040m
平均気温: 23℃
開花時期: 9月
収穫時期: 7月
精製処理: Semi-Washed(水洗式)
     のちに100%天日乾燥
スクリーン: SC-16/18





GWは、海外気分でコーヒーの産地を知ろう!〜コロンビア編〜

2021年05月03日 08時28分03秒 | コーヒー産地情報
おはようございます!

今朝のサーカス家のコーヒーは
コロンビア ウィラAAAです。





モコモコ!


東京オリンピックも
どうなるんでしょうか?
ただでさえ
国内の感染がおさえられないのに
世界中から
人が来て大丈夫なのでしょうか?

っていうか
「インド株」「イギリス株」やら
なんか結構
海外との人の行き来があるんですね。

てっきり
封鎖かよっぽどの人しか
行ったり来たりできないのか
と思っていました・・・

一般人は
海外旅行も
国内旅行も難しいので
気分だけでも外国気分!

だと言うことで
今日は
コロンビア
のコーヒー産地へ
ご案内いたします。



コロンビアは
南アメリカの北西部に位置します。
人口約5000万人です。
面積は日本の約3倍です。

コーヒー生産量ランキングでは
堂々の世界第3位! 
世界シェア9.6%です。

ひと昔前は
コーヒー産地に行くのに
護衛をつけていかないと行けない
という話を聞きました。

今はそんなことはないみたいです。

先日オンライセミナーで
コロンビアの生産者の方の
お話をお聞きしたのですが
鳥のさえずりが聞こえ
楽園のようでした。


アンデス山脈
良質なコーヒー栽培に
適しています。

地域によって
複雑な気候の変化があり
それが独特の風味を
生み出しています。

50万ほど
のコーヒー小規模農家が
栽培を行っています。

同じコロンビア産のコーヒーでも
エリア、農園によって全く違う味わいです。

サーカスコーヒーで
長年取り扱いしてるアイテムは
「ウィラ サンアウグスチン地区」で
栽培されたコーヒーです。

ウィラはどこでしょう?
見つかりますか?

色々と試したのですが
バランスの取れたマイルドな味わいで
コーヒーの甘味もあり
ウィラ産の味わいは
とっても気に入っています。


標高1600〜1900mで
64の小規模生産者が
生産者組合に加盟しています。


「おれが作ったコーヒー!間違いないぜ!」 
コメントはイメージです。

一番高い
品質の基準を満たした
日本向けのオリジナルロットです。

コーヒー豆の乾燥も
直接日光が当たらないように
ビニールハウスを作り
ゆっくり水分を抜いて
時間をかけて乾燥されています。

それによって
コーヒーの深み甘味と
味の持続性が保たれます。

このコロンビアは
サーカスブレンドの
メインのアイテムでもあります。

「コロンビア」
がサーカスコーヒー の
味わいの基礎になっています。


いつかロバに乗って
コロンビアの
コーヒー産地に行きたいです!


気分はコロンビア!笑

今日も良い1日を!












GWは、海外気分でコーヒーの産地を知ろう!〜コンゴ民主共和国編〜

2021年05月02日 08時00分56秒 | コーヒー産地情報
今年もGWは海外旅行はもちろん
国内旅行も行けないですね。

そんな中、
海外に行った気分を
楽しめる企画をされているのを発見しました。



私も
このGWは
ちょっとブログで
海外旅行気分を
味わってもらおうということで
コーヒーの生産地の
ご案内をしたいと思います!


初日は
いきなりマニアックな
「コンゴ民主共和国」です。

サーカスコーヒー でも人気のアイテムです。


場所は
アフリカ中央部に位置します。

アフリカでは、
アルジェリアに
続いて2番目に大きな国土で
世界でも11番目の広さになります。

1997年までは
「ザイール」
といわれていた国です。

公用語はフランス語です。

人口は約6200万人と
推定されています。

豊富な鉱物資源があったため
昔から色々な思惑と
利害関係が入り乱れて
紛争の絶えない地域です。



以前、
コンゴのコーヒーの輸出をされている方に
お店に来ていただいて
直接お話を聞く会を開催したことがあります。

その時に色々とお聞きしました。

遠く離れたアフリカの地で
私たちとは直接関係ないと
感じてしまいました。

しかし
パソコンやスマホで使われている
レアメタルの95%以上が
コンゴ民主共和国
から
発掘されているということでした。

簡単にいうと
私たちは、
コンゴから来た鉱物を
持ち歩いて生活していることです。

現代社会において
このコンゴからの
レアメタルがなかったら
生活が成り立たないというくらい
コンゴは影響がある国である
ということです。

ですので
まずは、
現代生活を生きる私たちとしては
とても影響がある国である
という事を知ることから
はじめることが大事だと感じました。


お店でご紹介している
コーヒーの産地は
コンゴ北部の
ルワンダ、ブルンジの国境付近の
北キブ州と言われる場所です。


標高2000mに達する標高や
火山灰の影響を受けた
ミネラル分の強い赤土など
コーヒー栽培の環境としては
優れた条件のそろった場所です。



しかし
たびたびの武力紛争の舞台となり
安定した農業生産や流通がないので
コーヒー農家の人たちは
安くで隣国ウガンダなどへ
出荷するしかありませんでした。



この地区は
絶滅の危機にあるローランドゴリラが生息する
ビルンガ国立公園に隣接しています。


この国立公園周辺の
住民援助の一環として
EUの資金援助や
農業支援の技術を得て
コーヒー生産者組合の
品質改善や流通の整備事業が
はじまりました。

その中で
今回2020年初めて
スペシャルティグレードのコーヒーが
輸出されることになりました。
コンゴだけに
今後も継続的に生産と品質向上、生産者の生活向上、
ビルンガ国立公園の保全にむけた取り組みが
続けられていきます。

私たちはコーヒーを飲むことで
生産地とつながっていきます!


コンゴ 
ビルンガパークコーヒープロジェクト
〜アフリカ最後の秘宝〜
です。

栽培されている状況を身近に感じると
コーヒーの味わいも変わってきますよね〜

たくさんの方に
味わってもらいたいコーヒーです!

今日も1日よい1日を!









聖火の誕生の瞬間!コーヒーの誕生の瞬間!を目撃せよ!

2021年03月26日 06時43分39秒 | コーヒー産地情報
おはようございます!

今朝のサーカス家のコーヒーは

コロンビア 
ウィラ AAA サンアウグズチン
ニュークロップ(新豆)です!



最近のアーティストの名前みたいで
もう訳がわかりませんね。
また改めて解説しますね。

コロンビアが
新年度のコーヒーになりました!


さてさて
昨日から

東京
オリンピック
パラリンピックの
聖火リレーが始まりましたね。

毎回オリンピックが始まる前に
ギリシャで
聖火が灯されるニュースをみます。


毎回とっても気になる。
これギリシャで見たい!

この炎がバトンタッチされて
各開催国に到着します。




コーヒーも
たくさんの方にバトンタッチされて
最後は粉々にされて
液体になって
皆様の口の中に入ります。

でも「コーヒーの始まり」を
見られたことがある方は
わずかだと思います。


選び抜かれたコーヒーノキの種を播くところです。


生まれたところです。


双葉が発芽!


これが
コーヒーの始まりです!
あの褐色の液体から
想像もつかない姿です。


選別されてポットに。

これがやがて

こんなコーヒーの実を
つけるようになります。

コーヒーの誕生を見た
あなたはもう
立派な
コーヒーマニアです笑

これは以前
インドネシアの農園に
訪れたときに
見せていただきました。

聖火が灯るのと
同じように
ちょっと
神秘的な雰囲気がありました。
(ちょっとおおげさ?笑)

ここから
自然のパワーを受けて
成長し
たくさんの方を通じて
リレーされて
褐色の液体になり
体内に取り込まれます。

そんな
自然と
人間のパワーが
リレーされた
コーヒーを飲みながら
今日も1日頑張りましょう!