脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

総合的俯瞰的に‥、PCR検査など。

2020年10月11日 10時42分01秒 | 雑談
今月に入って風邪を引いたらしく、熱が38.5まで出た。咳もひどくて
夜も眠れない状態だった。病院に行ったら、やはりコロナ感染を疑われ、
待合室も仕切りが別の場所に置かれた。30分程待つと、医師と看護師が
現れて、問診・視診・聴診等を行いPCR検査を受けるよう勧められた。

PCRは簡易検査ではなく、唾液採取による原体検査である。医師が必要と
認めた場合は、検査費用は無料となる。検査結果は翌日の21時以降に判明
し、電話で結果が知らされる仕組みだった。明後日の朝に病院から電話が
あり「陰性」だった。陰性証明はくれるのか尋ねたら、特段の形式の証明
発行はなく、診断書なら3千円掛かるという返事だった。

こういう検査データをマイナンバー・カードに入れてくれて、コンビニの
複合コピー機かで証明書が印刷発行できると便利だと思う。同様のアイデア
は総合的俯瞰的に、今日いくらでもあろうかと思う。その当たり目下「脱ハ
ンコ」を推進するだの、ITの利便性向上を目指す、菅「実務政権」なら、少
しは期待出来るかもしれない。

だが、菅政権の反面にあるファッショ性については、日本学術会議に対する
対応のみならず、今後ともに厳重に個別具体的に注視する必要がある。
学術会議の体質にも問うべき問題があるのなら、提起すればいいと思う。私
は学術会議が国庫予算で運営されるべきではないと考える。政府からの独立
を主張したいのなら、特別職国家公務員の処遇や身の上ではダメだ。
独立機関であるのなら、総理の公認資格とは別に、学術会議独自で選任する
自主会員の資格でも創設出来ないものかとも思うが。

新型コロナに話を戻すと、トランプ大統領が感染してホワイト・ハウス他、
大統領周辺は大変そうである。入院して3日で退院して大統領選に臨むとい
う氏の姿勢だが、まだコロナ感染中の身の上で、性懲りもなくマスクなしで
支持者集会を開いている。自分の利己的振る舞いが感染を拡げかねないのに、
相変わらずの傍若無人、思慮のない子供の無茶ぶりだ。これで大統領とは、
今だに支持する有権者も多いことを含め、呆れ返る。

日本社会には「同調圧力」があるが、アメリカ社会には、こうまで「強がり」
を演じねばならない「虚勢圧力」が存在するのではないか。私には肩の凝る
窮屈さや疲れを感じる。新型コロナは「正しく恐れよう」と言って、「恐れ」
を恥じない日本の方が、大分理性的で健全だと思える。

この大統領のコロナ感染で、民主党のバイデン氏圧勝かと思いきや、どうも
勝敗の行方は見極めがたいようである。前回トランプ大統領の当選を早くに
的中させた木村太郎氏は、現時点でも、トランプ氏再選の方向で見立てを
述べている。まだまだ、勝敗の帰趨、簡単には予想し得ないようだ。

私としては、トランプ氏(どこかコミカルで陽気で大らか、愛嬌があり面白い
御仁だとは思う)が、世界の超大国アメリカで大統領を続けることだけは、
もう辞めて欲しい。真面目な話、この大統領の執務は政治ジョークを超えて、
物騒で仕方がない。南米かアフリカの小国で、庶民相手に大ボラを吹きなが
ら大統領やるのなら(国民は迷惑かな)、でもいくらかは、微笑ましいが。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元首相葬儀、公費負担1億円弱。 | トップ | BTS と BeaTleS。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑談」カテゴリの最新記事